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高知県立美術館は、1993年(平成5年)11月3日に高知県高知市に開館した美術館である。芸術文化の発信地として、県立美術館ホールも併設され、映画上映会、コンサートや能、演劇などが開催されている。
高知県立美術館には、国内外の約440名の作家の作品、合計41,747点(平成28年4月1日現在)、主として近代以降の絵画・彫刻・工芸等の美術作品及び美術資料が収蔵されている。代表的な作家には、マルク・シャガール、パウル・クレーのほか、高知県出身および高知にゆかりのある作家ら、石元泰博、絵金、河田小龍、山本昇雲、石川寅治、山脇信徳、土方久功、今西中通、奥谷博、日和崎尊夫など。特に、写真家 石元泰博(いしもとやすひろ 1921-2012)の収蔵作品は34,753点、マルク・シャガール(1887-1985 ロシア 現 ベラルーシ共和国生まれ)の収蔵作品は、油彩画等5点、版画1202点という一大コレクションを成している。
高知県美術館の設計建築は、日本設計、環境建築設計事務所、山本長水建築設計事務所によるもの。土佐湾に注ぐ国分川沿いにあり、水辺に浮かぶ美術館をイメージして計画された。美術館部分と県立美術館ホールをつなぐ中庭にも水が張られたり、展示棟間にせせらぎを流すなどの演出がなされている。建物壁面は、高知独自の土佐漆喰の技法が用いられ、美術館棟はプレーンな白、県立美術館ホールは松煙練り込みの黒、と塗り分けられており、恵まれた自然と風土を象徴する美術館建築となっている。
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