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無意識が示す色合いからは元気なユーモアが出てくる

無意識の元気とすっとした顔

蕎麦のおいしさは、蕎麦そのものとつゆの味で決まる、と私は思っています。まったく同じというわけには行きませんが、絵画も絵画そのものとタイトルで決まる、というものもあると思います。Untitledだらけだと個人的には面白くありません。もちろん圧倒的な絵画の魅力、迫力あるいは面白さがあれば別ですが。


で、古井戸芳生(ふるいどよしお)さんの作品です。志賀高原ロマン美術館で見ました。「言葉のあつみ」「時間の圧縮」「飛べない知識の泉」など、タイトルにも面白さを感じました。多くの作品は、他の追随を許さない個性的な色遣いでした。また、コラージュ作品でも、素材が相互になじんでいるように思いました。


でも、なんと言ってもよかったのは、どの作品の色遣いからも沸き上がる元気なユーモア感です。一見暗い印象もあるのですが、色を見ているとじわじわ元気になります。


作品展は、4月3日までやっています。



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jokeart142857
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