心を晴れやかにしてくれる年賀状アート
オミクロン株によるコロナ感染が急増する中、2重マスクをして、東京は神田の見本帖本店に「クリエイター100人からの年賀状展 vol.17」を見に行った。グラフィックデザインに関心があるのと、年始のご陽気な年賀状に会えるからだ。粋で洒落た100枚の年賀状が見…
無意識が示す色合いからは元気なユーモアが出てくる
蕎麦のおいしさは、蕎麦そのものとつゆの味で決まる、と私は思っています。まったく同じというわけには行きませんが、絵画も絵画そのものとタイトルで決まる、というものもあると思います。Untitledだらけだと個人的には面白くありません。もちろん圧倒的な絵…
学生の楽しい大胆不敵に会う
東京芸術大学油画専攻学部3年生の進級展を「アーツ千代田 3331」に見に行きました。テーマは『οὐ 』。その意味は「私達を何かにはめこもうとするものの境界線を断ち切ろう」ということだそうです。私はよく学生の展示を見に行きます。面白いと思えるものに出…
面白からおかしいまでの「前掛け」展 銀座G 8
毎年恒例の「G8」のチャリティ展。今年は「前掛け」がテーマ。「前掛け」とは、ほら、米屋、酒屋、味噌屋等の職人さんがしているエプロンのこと。それを144人のクリエーターがボランティアでデザインしました。どれも自由感にあふれますが、脱力ものもあれば…
ドローイング・ユーモアは楽しいな
ソール・スタインバーグ(1914—1999)の作品展を見た。曲線・直線で軽やかに、予想外の展開を示す。不快や無意味になるまでずれを作るのではなく、造作性も感じさせず、1つの手法にもとらわれない。ということは、多様なユーモアがあるということで、作品を次…