5.0
視点の面白さ
クワクボリョウタの作品がとても良かった 暗室で進むミニチュア機関車のライトに照らされて周りのオブジェクトの影が大きく小さく劇的に変わっていく よく見てみれば周りに置かれているのは鉛筆や洗濯バサミなどの日用品。 影になるとそれが工場の煙突や電線、トンネルなどにみえるのだ。展示空間としての面白さ、日用品を劇的に魅せる視点の面白さ、どこかノスタルジックな汽車と影絵というモチーフ全部良かった。
西脇直毅、florian gadenne + miki okuboなどの作品は鑑賞者を巻き込んでの作品が良かったし、どの作家も世の中を観る視点の面白さがそれぞれあり楽しく鑑賞することができた