特別展 大成建設コレクション
もうひとりのル・コルビュジエ
~絵画をめぐって~

大倉集古館

  • 開催期間:2024年6月25日(火)~2024年8月12日(月・振)
  • クリップ数:37 件
  • 感想・評価:3 件
特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~ 大倉集古館-1
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ル・コルビュジエ「奇妙な鳥と牡牛」(タピスリー、1957年) 大成建設所蔵
ル・コルビュジエ「行列」(リトグラフ、1962年) 大成建設所蔵
ル・コルビュジエ「チャンディガール」(素描、1951年) 大成建設所蔵
ル・コルビュジエ「牡牛 XVIII」(油彩、1959年) 大成建設所蔵
ル・コルビュジエ「女のいるコンポジション」(パピエ・コレ、1952年) 大成建設所蔵
ル・コルビュジエ「直角の詩 表紙」(リトグラフ、1955年) 大成建設所蔵
ル・コルビュジエ「コンポジション」(素描、1951年) 大成建設所蔵
特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~ 大倉集古館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

「私の探求や知的生産の根底の秘密は、絶え間ない絵画実践のなかにあるのです。」※

フランスを拠点に活動した建築家ル・コルビュジエ(1887~1965)は、7か国にある17資産がユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、20世紀を代表する重要な建築家として高く評価されていますが、同時に数多くの美術作品を残したアーティストとしても知られています。

本展では、世界有数の所蔵作品をもつ大成建設ル・コルビュジエ・コレクションの中から約130点の作品を展示することで、ル・コルビュジエの美術作家としての側面を紹介します。本コレクションの素描やパピエ・コレ作品がまとまって公開されるのはおよそ30年ぶりのことです。本展をご覧いただくことで、建築を含めたル・コルビュジエのすべての創作活動の根底にあった、彼の絵画への情熱に気づいていただけることと思います。

※(”Le Corbusier Lui Même”(『ル・コルビュジエ みずから語る生涯』 P250)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年6月25日(火)~2024年8月12日(月・振)
会場 大倉集古館 Google Map
住所 東京都港区虎ノ門2-10-3
時間
  • 10:00~17:00(入場は16:30まで)
    ※金曜日は19:00まで開館(入場は18:30まで)
休館日 月曜日 
※休日の場合は翌火曜日
観覧料 一般 1,500円
大学生・高校生 1,000円
中学生以下 無料
  • ※同会期中のリピーターは500円引き
    ※20名以上の団体は500円引き
    ※障がい者手帳、被爆者手帳を提示の方とその同伴者1名は無料
    ※着物(和装)で来館の方は300円引き(割引併用不可)
    ※ミュージアムパスポート5,500円
    ※オークラ東京とのセット鑑賞券(ランチセット6,000円、茶菓セット3,100円)
TEL03-5575-5711
URLhttps://www.shukokan.org/

大倉集古館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

大倉集古館 大倉集古館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

建築以外のル・コルビュジェを知ることの出来る珍しい機会ではありました。

ル・コルビュジエは、20世紀を代表する建築家で、2016年に「国立西洋美術館」を含めた17の資産が、世界文化遺産として登録されたことは記憶に新しいですよね。若い頃少しばかり乍ら、建築設計を学びその仕事に関わった私にとっては、好みは別として、あまりにもビッグな存在です。装飾の極めて少ない、合理性を追求した鉄筋コンクリート製の建造物を代表作とし、「モダニズム建築」の提唱者としても知られていますが、1960年代に盛んになったモダニズム建築の原型を、既に1920年代に実現していて、まさに時代の先駆者でした。そんなコルビュジエは、建築を始めるより以前から画家として活動していたことや、建築に関わって以降も、建築・家具・都市計画などだけでなく、意欲的に、水彩画・油彩画、彫刻、書籍に至るまで幅広い分野で作品を多く残したこと、は一応知っていました。作品は2019年国立西洋美術館「ル・コルビュジェ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」などでも観たことはありました。その時の印象は、あまり好みではないと思っていたコルビュジェ絵画も、割と面白いかも‥、でした。そんなコルビュジェの絵画作品が多数、今回大成建設のコレクションとして、大倉集古館で紹介されているとのことでした。神谷町でモビールの「カルダー展」を観るついでで一応、 チケットを買い出かけてみました。
平日午後、会場は割合観覧者がいらしていました。ギャラリートークのようなものも行われていて、ちらりちらりと解説を聞いたりしながら観させて頂きました。
全く個人的な好みの問題なのですが、全体として「あまり好みではない」感の復活になってしまいました。若い頃のピュリスムは、ル・コルビュジェになる頃からはすっかり消えました。ちょっと意外だったのは、彼は新しい建築様式を打ち立てたり、人体の「モデュロール」からの家具や空間設計をするなど、そして「人を幸せにする建築」を目指すなどの人であったと思いきや、絵画では、かなりあちこちに影響されて、時代の流行に揺り動かされ変遷を繰り返している感じでした。物との距離には踏み込んで行くのに、光や解放された空間を大切にしているのに、生い立ちや家庭環境からの影響でしょうか、人との距離のとり方踏み込み方、心の解放の仕方は、やや不得手だったのではなどと思ってしまいました。今回の大成コレクションの作品からは、… Read More

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morinousagisanさん

4.0

建築家だけではないコルビュジェ

世界遺産である上野の、国立西洋美術館を設計していて
何よりも、そのモダンなデザインで人気のコルビュジェ。
30年ぶりに公開される、130点の作品の展示ということで
気になっていた展示、鑑賞してきた。

会場は、緑が多く静かな六本木一丁目駅から徒歩圏内で
(というのが、一番歩く時間が短そう)
泉屋博古館から近い。
大倉集古館は訪問が初めてだったので、それだけでも楽しみで。

展示はというと、ほぼ上に記したことしか知識がない私でも楽しめる。
建築家なのに、同時期に絵画も多く残していて、
今回の展示は、どちらかというと絵画が多いが
「モデュロール」という建築家ならではの計算されて、考え抜かれたのであろうデザインに惹かれる。
デザイン、色ともに美しく魅力的でポスターが欲しいと思うものも数多くあった。
これは有名なのかもしれないが、開いた手、一角獣などの象徴的なものも印象に残る。「あなたの手の中に私の翼を握ってください」というタイトルの作品も
わかりやすい説明書きにサポートされながら見て回ることができる。

建物に興味のある方々には、建築物のモデルも嬉しいかもしれない。

大成建設のコレクション、そして大倉財閥の関連など
日本の高度成長期の歴史にも興味が湧く展示。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

2.0

シャルル・エドゥアール・ジャンヌレ

画業初期の素朴で慎ましい作品は良かったかな。
西美でも作品展示ありますけどそんなに好きな作家じゃないんです。
つくづく大倉集古館の特別展とは相性が悪い。
ただ出品数はかなり充実していたのでファンの方には良いと思います。
地下フロアに建築模型の展示あり。そこが一番良かったかな。
ぐるパスでサラリと。

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シンディさん、karachanさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

ル・コルビュジエ「奇妙な鳥と牡牛」(タピスリー、1957年) 大成建設所蔵

ル・コルビュジエ「行列」(リトグラフ、1962年) 大成建設所蔵

ル・コルビュジエ「チャンディガール」(素描、1951年) 大成建設所蔵

ル・コルビュジエ「牡牛 XVIII」(油彩、1959年) 大成建設所蔵

ル・コルビュジエ「女のいるコンポジション」(パピエ・コレ、1952年) 大成建設所蔵

ル・コルビュジエ「直角の詩 表紙」(リトグラフ、1955年) 大成建設所蔵

ル・コルビュジエ「コンポジション」(素描、1951年) 大成建設所蔵

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