この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日本の開国後、幕末から明治時代にかけて、これまで交流のなかった諸外国の人々が、来日するようになりました。
未知の日本文化を目にした彼らの需要に応え、フェリーチェ・ベアト、ライムント・フォン・シュティルフリート、臼井秀三郎(うすいしゅうざぶろう)、日下部金兵衛(くさかべきんべえ)、アドルフォ・ファルサーリ、玉村康三郎(たまむらこうざぶろう)らの写真館では、日本の名所や風俗を撮影した写真を販売しました。
それらの写真はしばしば、1点1点精緻に彩色され、カラー写真と見紛うような「手彩色写真(てさいしきしゃしん)」に仕上げられて、豪華な蒔絵表紙のアルバムに綴じ込まれました。被写体の選定、巧みな構図と美しい彩色は、現実の日本そのものではなく、東洋の神秘「JAPAN」のイメージを作り上げていきます。
本展では、幕末・明治期に撮影され、手彩色が施された写真と関連資料約150点を一堂に展観し、手彩色写真のもつ唯一無二の美を通して、時代を超えて人々を魅了する「JAPAN」の姿を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2024年3月30日(土)~2024年5月19日(日)
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会場 | 神戸市立博物館 Google Map |
展示室 | 2階南蛮美術館室・特別展示室2 ・ギャラリー・1階ホール |
住所 | 兵庫県神戸市中央区京町24番地 |
時間 |
9:30~17:30
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休館日 |
月曜日、5月7日(火) ※但し、4月29日(月・祝)と5月6日(月・振替休日)は開館 |
観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) 大学生 600円(400円) 高校生以下 無料
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TEL | 078-391-0035 |
URL | https://www.kobecitymuseum.jp/exhibition/detail?exhibition=378 |
神戸市立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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