4.0
グロテスクだけれども繊細で美しい
客層は根強いファンのような方や外国の方が多かったです。
土曜日の昼頃に来館し、やや混んでいるかな?程度でスムーズに鑑賞できました。
グロテスクだけれども繊細で美しく、見入ってしまいました。
SFのような、アイデアの面白い作品ばかりでどのように着想を得ているのかびっくりしてしまいました。
原画が連続したコマで並んでおり、詳しくない人でも楽しめると思います。
グッズも色々あり素敵です。マグが可愛かったので購入しました。
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美しくもグロテスクな世界を描き出す漫画家・伊藤潤二。独創性あふれる作品は国内外の読者の心をゆさぶり、全世界を熱狂の渦に巻き込んでいます。
本展は伊藤潤二初の大規模な個展として、自筆原画やイラスト、絵画作品を展示します。デビュー作品の『富江』をはじめ、『うずまき』『死びとの恋わずらい』『双一』などのシリーズ漫画のほか、『首吊り気球』『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』『溶解教室』などの自筆原画に加え、本展描き下ろしの新作も公開します。また、フィギュア原型師・藤本圭紀氏による「富江」の新作フィギュアにも注目です。
人間の本能的な恐怖心や忌避感を巧みに作品に映し出しながらも、日常と非日常、ホラーとユーモアを自在に行き来する伊藤の作品世界に“震える”ひと時をお楽しみください。
◆ 伊藤潤二(いとうじゅんじ)
1963年、岐阜県中津川市生まれ。漫画家。歯科技工士として勤務する傍ら、雑誌「月刊ハロウィン」に初投稿した『富江』が「楳図賞」にて佳作を受賞しデビュー。以来、『首吊り気球』『死びとの恋わずらい』『うずまき』ほか発表。2019年『フランケンシュタイン』でアイズナー賞「最優秀コミカライズ作品賞」を受賞し、2021年『地獄星レミナ』にて「最優秀アジア作品賞」、『伊藤潤二短編集 BEST OF BEST』が「Best Writer / Artist部門」を同時受賞、2022年『死びとの恋わずらい』にて通算4度目の同賞受賞。2023年、アングレーム国際漫画祭にて「特別栄誉賞」受賞。その他、受賞多数。国内外問わず読者から絶大な支持を得ている。
【FEATURE|インタビュー】
妖しい美しさに、誰もが魅了されてしまう。ホラー漫画家・伊藤潤二が語る“恐怖のアート”
会期 | 2024年4月27日(土)~2024年9月1日(日) |
---|---|
会場 |
世田谷文学館
![]() |
住所 | 東京都世田谷区南烏山1-10-10 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 ※ただし4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館し、翌平日休館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 65歳以上・大学・高校生 600円(480円) 小・中学生 300円(240円)/障害者手帳をお持ちの方500円(ただし大学生以下は無料)
|
TEL | 03-5374-9111 |
URL | https://www.setabun.or.jp/ |
4.0
客層は根強いファンのような方や外国の方が多かったです。
土曜日の昼頃に来館し、やや混んでいるかな?程度でスムーズに鑑賞できました。
グロテスクだけれども繊細で美しく、見入ってしまいました。
SFのような、アイデアの面白い作品ばかりでどのように着想を得ているのかびっくりしてしまいました。
原画が連続したコマで並んでおり、詳しくない人でも楽しめると思います。
グッズも色々あり素敵です。マグが可愛かったので購入しました。
3.0
普段は日本画ばかり見ているので、初めての漫画家さんの展覧会はいろんな意味で新鮮でした。
まず、客層が違う。なんといってもガチファンが多め。そして、グッズが違う。スカジャンや原稿袋など、他では見かけないものが多かったですね。ちなみに、原稿袋がめちゃ売れてました。
さて、肝心の作品ですが、「最高に美しいけれど、美貌以外は悪魔か妖怪のような富江」という設定がいいですよね。死人続出決定です(笑)
酷薄そうな美貌を眺めているうちに、三白眼なことに気づきました。
漫画キングダムで『信の黒目を大きくしたら人気が出た』というのは有名な話だけど、黒目が大きいと可愛らしさと体温が増すんですよ。そんな目では到底、富江の美貌は表現できません。
美しさの表現方法っていろいろあるんだなぁ、と再確認しました。
4.0
文学館に入ると目に飛び込んできたのは、グッズを求めてレジに並ぶ長蛇の列。期待高まりながら2階の展示室へ。
写真撮影OKなので、皆さん気になった絵をどんどん撮っていました。
絵はとにかく細かい!ブツブツした感じとか書き込んでいるなぁ。と感心してしまいます。原作知らなくても楽しめます。「富江」多めかな。
恋みくじ。1人1枚ひけるのでぜひ。
最後のコーナーでは、自分をうずまきにできます。
グッズも充実していました。しかしこんなグロいの人前で使える?いやいや勢いのままにゲットしちゃいましょう。
4.0
GWの午前中に訪問。若い人を中心に外国の方も結構いました。人は多かったですが比較的みやすかったです。展示点数が多いのでそれなりに時間がかかります。描かれている女性はどれも妖艶で美しいです。ただ全体が怪奇要素が多く不気味感がすごいです。どの絵も非常に精密・細密で圧倒されます。ストーリーも多岐にわたり、1冊まるごと読んでみたくなります。最初は不気味と思った絵も段々慣れてきて、芸術作品を見るかのようです。出口近くに渦巻き関連の映像フォトスポットがありますので忘れずに。ちょっとホラーっぽいので小さい子は怖がるかもしれません。会期が長いので落ち着いてからでもいいかも。個人的にはかなり面白かったです。
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《富江の世界》2023年 ©ジェイアイ/朝日新聞出版
《禍々しき桐絵》2023年 ©伊藤潤二/小学館
《富江》2000年 ©ジェイアイ/朝日新聞出版
《富江》2011年 ©ジェイアイ/朝日新聞出版
《富江・養女》1995年 ©ジェイアイ/朝日新聞出版
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《うずまき》1998年 ©伊藤潤二/小学館
《うずまき》1998年 ©伊藤潤二/小学館