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美人画が充実していることも、福田コレクションの特徴の1つ。本展は画家が画布の上に留めておきたいと願った、「綺麗すぎる」美人画の数々を嵯峨嵐山文華館と2館共催で紹介します。
上村松園（1875～1949）が眉の一本一本まで丹念に描いた京女や、鏑木清方（1878～1972）が描いた江戸の情緒をまとった粋な女性たち。
伊東深水（1898～1972）の手による、色香をまとった花街の女性たちや、山川秀峰（1898～1994）の筆が冴える流し目の美少年など、近世から昭和にかけて活躍した画家たちによる様々な麗人たちの姿を、お楽しみいただけます。
| 会期 | 2024年4月19日(金)～2024年7月1日(月) |
|---|---|
| 会場 |
福田美術館
 Google Map |
| 住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16 |
| 時間 | 10:00～17:00 （最終入場時間 16:30） |
| 休館日 | 展示替え期間 |
| 観覧料 | ⼀般 1,500円（1,400円） 高校生 900円（800円） 小・中学生 500円（400円） 障がい者と介添人1名まで各900円（800円） 嵯峨嵐山文華館 共通券 ⼀般 2,300円 高校生 1,300円 小・中学生 750円 障がい者と介添人1名まで各1,300円 ※幼児無料 ※（ ）内は20名以上の団体料金 |
| URL | https://fukuda-art-museum.jp/ |
4.0
福田美術館のYouTubeで山口秀峰の「振袖物語」を知ってから、「展示されたら絶対見に行く！」と決めていたので、今年2度目の関西遠征を敢行しました。
修理明けの「振袖物語」は綺麗でしたよ。若い綺麗な男の傲慢さと振られた女の子たちの悲しげな佇まいの対比が際立っていて、しばらく見惚れてました。
今回の遠征はスケジュールがタイトだったので、通常より30分早く入館できるチケットを取ったんですが、思った通り貸切状態でした。いろんな角度から美男を眺め、写真を撮り、振袖の柄を検証し、30年後の姿を想像する、濃厚な鑑賞体験ができました。
以前から福田美術館では美人画展をやってますが、今回は初公開のものが多く、その点も楽しめました。特に、鏑木清方の屏風「夜の梅」が素敵でした。グレーの背景にグレーの着物を着た美人が頭巾を抑えながら歩く、静かな印象を受ける作品です。これはまた見たい！
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