横尾龍彦 瞑想の彼方

埼玉県立近代美術館

  • 開催期間:2023年7月15日(土)~2023年9月24日(日)
  • クリップ数:9 件
  • 感想・評価:1 件
横尾龍彦 瞑想の彼方 埼玉県立近代美術館-1
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《七つの燈台》1970年頃、ガッシュ・紙、福岡県立美術館蔵
《不死鳥》1967年、油彩・カンヴァス、個人蔵
《岸辺の沈黙》1985年頃、ガッシュ・紙、個人蔵(神奈川県立近代美術館寄託)
《黙示録 ゴグとマゴグ》1977年、油彩・カンヴァス、北九州市立美術館蔵
《朝焼け》1983年、油彩・カンヴァス、個人蔵
《円相》1992年、ミクストメディア・カンヴァス、個人蔵
《舞踏する混沌》1996年、ミクストメディア・カンヴァス、個人蔵
《アポカリプス》2001年、ミクストメディア・カンヴァス、神奈川県立近代美術館蔵
《青い風》2003年、ミクストメディア・カンヴァス、個人蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

横尾龍彦(1928-2015)は、日本とドイツを往来しながら活躍した画家です。1960年代後半、神話や聖書を題材とした幻想画を描き、澁澤龍彦や種村季弘ら著名人に認められました。

1980年以降には、禅やルドルフ・シュタイナーの思想に影響を受け、瞑想によって湧き上がるイメージを、絵具の激しい飛沫やダイナミックな描線によって抽象的に表現するようになります。晩年は埼玉県内のアトリエを拠点に、制作やワークショップに尽力しました。

本展では、約90点の作品で活動の全貌を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年7月15日(土)~2023年9月24日(日)
会場 埼玉県立近代美術館 Google Map
住所 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
時間 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日
※ただし7月17日、8月14日、9月18日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大高生 800円(640円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※中学生以下は無料
    ※障害者手帳等を提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料
    ※企画展観覧券(ぐるっとパスを除く)をお持ちの方は、併せてMOMASコレクション (1階展示室) も観覧できます
TEL048-824-0111
URLhttps://pref.spec.ed.jp/momas/2023yokoo-tatsuhiko

埼玉県立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

キリスト教的幻想から禅的な抽象画へ

横尾龍彦は1950年に東京美術学校日本画科(つまり東京藝大日本画科)を卒業した、と知って興味がわきました。メインビジュアルになっているはどうみても日本画じゃないし、岩絵具なんか使ってない。テーマもキリスト教風だし、なんでそうなったのか知りたくなりました。でも、当初は葉山の神奈川県立近代美術館でやっていて、どうも遠くて面倒と思っていたら、埼玉県立近代美術館に巡回してきたので、ようやく見に行きました。

美術学校卒業後、キリスト教に入信、その後、渡欧してスイスで個展。帰国後はキリスト教的幻想画を描いて、澁澤龍彦や種村季弘に評価されたとのこと。横尾龍彦の父は日本画家、母は霊能者とある。そういった環境で育った画家ならば、こういった画風もうなずける。そして、神秘主義的な方向は禅やルドルフ・シュタイナーの霊学に向かって、描く絵画は禅画風な要素を取り込んで、完全な抽象画の世界に入っていきます。晩年のパフォーマンスの映像を見たのですが、踊りながら抽象画を描いてました。

というわけで、かなり面白い。なんとも振幅の広い画家の生涯を堪能しました。

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出展作品・関連画像IMAGES

《七つの燈台》1970年頃、ガッシュ・紙、福岡県立美術館蔵

《不死鳥》1967年、油彩・カンヴァス、個人蔵

《岸辺の沈黙》1985年頃、ガッシュ・紙、個人蔵(神奈川県立近代美術館寄託)

《黙示録 ゴグとマゴグ》1977年、油彩・カンヴァス、北九州市立美術館蔵

《朝焼け》1983年、油彩・カンヴァス、個人蔵

《円相》1992年、ミクストメディア・カンヴァス、個人蔵

《舞踏する混沌》1996年、ミクストメディア・カンヴァス、個人蔵

《アポカリプス》2001年、ミクストメディア・カンヴァス、神奈川県立近代美術館蔵

《青い風》2003年、ミクストメディア・カンヴァス、個人蔵

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