ピーター・シスの闇と夢

市立伊丹ミュージアム

  • 開催期間:2023年4月14日(金)~2023年6月11日(日)
  • クリップ数:15 件
  • 感想・評価:2 件
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-1
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-2
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-3
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-4
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-5
ピーター・シス《Happy Children》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《三つの金の鍵 魔法のプラハ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《星の使者ーガリレオ・ガリレイ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《Flying Man》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《かべ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-1
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-1
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-1
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-1
ピーター・シスの闇と夢 市立伊丹ミュージアム-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

共産党統治下のチェコスロヴァキア(現:チェコ共和国)に生まれ、自由を求めてアメリカに亡命した絵本作家ピーター・シス(1949年生)。世に送りだした30冊近くの絵本はコールデコット・オナー賞など数々の賞で称えられ、多くの人びとを魅了しています。故郷の思い出を描いた『三つの金の鍵 魔法のプラハ』や『かべ 鉄のカーテンのむこうに育って』などの代表作をはじめ、小さな子どもたちのためにつくった絵本、広い世界を旅した英雄への憧れを込めた物語、そして、ダーウィンやガリレオなど抑圧に屈することなく意志を貫いた偉人たちの伝記絵本と、その表現はさまざまです。

シスはすべての絵本で、自分が歩んできた人生と自分自身を投影してきました。チェコスロヴァキアに生まれて「かべ」のなかで育ったこと、アメリカに移住し、「自分は何者か」と問いつづけたこと、その人生の旅路でみた自由、夢、真実、愛、冒険、探求、孤独を、物語につづったのです。2012年にはその功績が評価され、国際アンデルセン賞画家賞が授与されました。そして今も、シスは創作をつづけています。

本展では、アメリカに移住したのちに生み出した数々の絵本原画と資料に加えて、絵本作家となる前に冷戦下の旧チェコスロヴァキアで製作し、国際的な評価を得たアニメーションの原画や、新聞雑誌の挿絵、地下鉄や空港など公共の場のためのアートプロジェクトの作品など、約200点を紹介しながらシスの創作の軌跡を辿ります。影から光へとたどってきたシスが人生をかけてつむいだ、闇と夢が織りなす作品の数々をご覧ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年4月14日(金)~2023年6月11日(日)
会場 市立伊丹ミュージアム Google Map
展示室展示室2・3・5
住所 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
ただし祝日の場合は開館、翌平日は休館
観覧料 一般 1,000円(900円)
大高生 700円(600円)
中小生 400円(300円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料
    ※伊丹市内在住の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
TEL072-772-5959
URLhttps://itami-im.jp/

市立伊丹ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

3時間、じっくり楽しみました!

チェコの伝説の英雄ヤン・ヴェルズルが主人公の『とおいとおい北の国のちいさなほら話』や『三つの金の鍵  魔法のプラハ 』など、絵も文章も読み応えがあり、クスッと笑わせてくれるところもあるピーター・シスさんの絵本が大好き。緻密な線と点や原画の色がとても美しく、あっという間に3時間も美術館で過ごしていました。
展覧会のタイトル、「闇と夢」というより、「希望と夢」という感じで、ますます好きになりました!

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、他2人

5.0

素晴らしい展覧会でした

レトロな雰囲気と中庭が綺麗な美術館でした。
ピータ・シスの絵画はとても素晴らしく鑑賞して気持ちが温かくなりました。
プラハを思い出し描いた絵にはどことなく暗く寂しいイメージを持ちましたが、その中でも自転車で空を飛んでいる絵には自由に羽ばたきたいと言う思いがとても感じられました。

またご自身のお子さまをモデルにした絵本には愛情が込められ可愛いが止まりませんでした。
中でもロビンソンの絵画は5人の少年がロビンソンクルーソーは分からないけれどロビンソンクルーソーの真似事をしている姿が愛らしくとてもお気に入りです。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん、他1人

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出展作品・関連画像IMAGES

ピーター・シス《Happy Children》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託

ピーター・シス《三つの金の鍵 魔法のプラハ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託

ピーター・シス《星の使者ーガリレオ・ガリレイ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託

ピーター・シス《Flying Man》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託

ピーター・シス《かべ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託

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