4.0
知らなかった作家の作品に出会える美術館
最近行くようになった美術館。ここは作品が大きいので、見応えがあるんですよねー!
今回はタイトルからの予想で「梅原幸雄作品があるかも」と思いながら向かいました(あらかじめ作品リストを見ればわかることなんですけどね)。
で、ありましたよー!梅原作品は天心記念五浦美術館の「天心と画家たちのアジア」展のフライヤーを見てからすごく気になっていたんです。本展の作品も瞳に力のある若い女性が描かれていて、見ていて清々しい気持ちになりました。
その他で気になったのは荻原季美子氏の「女」と、中堀慎治氏の「聖母子」と「聖天使A・B」の三部作です。
まず、「女」は冷酷そうに見えたり、怪しげに見えたり、指に妖気がありそうで、でも着物の柄は可愛らしい餓鬼だったり、女性の多面性が感じられる作品です。
一方の「聖母子」三部作は、完全に祭壇のようでしたね。金箔とスミ黒のコントラストに穏やかな母子と天使。いつまでも見ていられそうでした。
いままで知らなかった現代作家の作品に出会うと、これからの作品も楽しみになって、どんどん美術鑑賞の深みにハマりますね!