4.0
仏教への興味が湧く展示
本、教科書や写真で見る時にはなかなか気づかない細かな点をしっかり見ることができて大満足です。眷属といわれてもいまいちピンと来ないくらい仏教への知識が浅かったのですが、さまざまな表情やポーズで個性を出している眷属を見て仏教のこともう少し勉強してみたいと思いました。好奇心が刺激される良い展示でした。
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シリーズ展「仏教の思想と文化」では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
今回の特集展示は「眷属(けんぞく)」がテーマです。眷属は、仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う存在です。彫刻・絵画では主尊のまわりを囲むようにあらわされ、仏法を守護したり、主尊を信仰する者に利益を与えたりする役割を担っています。
代表的な眷属として、釈迦如来に従う八部衆、薬師如来の十二神将、不動明王の八大童子などが挙げられます。インドの神々にルーツを持つものも多く、武将や貴人、子どものほか、動物や鬼のような姿など、その造形は多彩でとてもユニークです。本展では、仏教美術における名脇役ともいえる眷属に焦点をあて、その個性豊かな姿を紹介します。
会期 | 2024年1月9日(火)~2024年2月12日(月・振) |
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会場 |
龍谷大学 龍谷ミュージアム
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住所 | 京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前) |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし、2月12日は開館 |
観覧料 | 一般 550円(450円) シニア 450円(350円) 大学生 400円(300円) 高校生 300円(200円)
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TEL | 075-351-2500 |
URL | https://museum.ryukoku.ac.jp/ |
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本、教科書や写真で見る時にはなかなか気づかない細かな点をしっかり見ることができて大満足です。眷属といわれてもいまいちピンと来ないくらい仏教への知識が浅かったのですが、さまざまな表情やポーズで個性を出している眷属を見て仏教のこともう少し勉強してみたいと思いました。好奇心が刺激される良い展示でした。
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