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現代日本社会の統治を考えさせる展覧会
タイトルの「DAZZLER」は「目をくらませるもの」とか「こけおどし」という意味。ステイトメントなどからそのコンセプトを推察すると、おそらく、ミシェル・フーコーが説いた生政治時代より更に高度化した統治の方法を編み出している現代日本社会について考えさせる展示なのだろう。そういう意味では必見の展覧会である。
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社会制度と視覚―「見えなくする技術」をテーマとした展覧会
Co-program2022カテゴリーB採択企画
本展は愛知を拠点に活動する美術家の林修平の企画によるもので、80年代から90年代生まれの若手アーティスト6名によるグループ展です。
タイトルの「DAZZLER」とは「目眩し」という意味。本展では、社会秩序の維持のために不都合なものを見えなくする技術について、「擬態」「迷彩」といったキーワードを切り口に、私たちの社会を「統治」する技術としての視覚に着目するとともに、これを展開し、批判的な視座をとるアーティストの実践を紹介します。
会期 | 2022年11月5日(土)~2022年12月10日(土) |
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会場 | 京都芸術センター Google Map |
住所 | 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 |
時間 |
10:00~20:00
|
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 無料 |
TEL | 075-213-1000 |
URL | https://www.kac.or.jp/events/32708/ |
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タイトルの「DAZZLER」は「目をくらませるもの」とか「こけおどし」という意味。ステイトメントなどからそのコンセプトを推察すると、おそらく、ミシェル・フーコーが説いた生政治時代より更に高度化した統治の方法を編み出している現代日本社会について考えさせる展示なのだろう。そういう意味では必見の展覧会である。
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