テレビシリーズ放送開始15周年記念
ひつじのショーン展

美術館「えき」KYOTO

  • 開催期間:2022年7月30日(土)~2022年9月4日(日)
  • クリップ数:8 件
  • 感想・評価:1 件
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-1
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-2
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-3
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-4
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-5
テレビシリーズ「ひつじのショーン」より 納屋のインテリア 撮影用セットと小物、パペット
© Aardman Animations Limited 2013
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』より UFOコックピット 撮影用セットと小物、パペット
© 2019 Aardman Animations Limited and StudioCanal SA
『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』より ショーンとティミーとティミーママ 原画
© 2015 Aardman Animations Limited and StudioCanal SA
テレビシリーズ「ひつじのショーン」シリーズ1第18話「ショーンのモグラたたき」より ストーリーボード モグラを釣るシーン
© Aardman Animations Limited 2006
© and TM Aardman Animations Ltd. 2022
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-1
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-1
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-1
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-1
テレビシリーズ放送開始15周年記念 ひつじのショーン展 美術館「えき」KYOTO-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

アードマン・アニメーションズが愛情込めて作った作品の裏側を公開
アニメ「ひつじのショーン」はアードマン・アニメーションズによる、2007年より放送がスタートしたテレビシリーズです。ショーンとその仲間たちが牧場で大騒動を巻き起こすストーリーは、老若男女を問わず人気を博しています。主人公のショーンは、アードマン・アニメーションズの痛快コメディー・アニメーションの第3作目『ウォレスとグルミット 危機一髪!』(1995年/イギリス)で初登場しました。

本展は「ひつじのショーン」テレビシリーズ放送開始15周年を記念し、撮影やプロモーション用に制作されたパペットやセット、ストーリーボードなどの資料とともに「ひつじのショーン」ができるまでの制作過程をたっぷり紹介します。最新シリーズの撮影時に1人のアニメーターが1週間で撮影できたアニメーションの長さはなんと平均して20秒。気が遠くなるような緻密な作業と情熱を注いで作られている制作の舞台裏をぜひ会場でお楽しみください。

◆ アードマン・アニメーションズ
1976年にピーター・ロードとデイヴィッド・スプロクストンがイギリスで設立。プラスティシンという粘土を使用したクレイ・アニメーションを制作し、たちまち人気を集めました。そして1985年にニック・パークが参加し、人気シリーズ「ウォレスとグルミット」が誕生します。粘土でできたパペット(人形)を少しずつ動かしながら撮影する(ストップモーション)独自のアニメーションの制作技術を確立し、質の高い作品づくりへの情熱が認められ、アカデミー賞®のアニメーション部門では短編・長編合わせ4度もオスカーを受賞しています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年7月30日(土)~2022年9月4日(日)
会場 美術館「えき」KYOTO Google Map
住所 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
時間 10:00~19:30
休館日 会期中無休 
観覧料 一般 900円(700円)
高・大学生 700円(500円)
小・中学生 500円(300円)
  • ※( )内は前売料金
    ※「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名は、当日料金より各200円割引
TEL075(352)1111(大代表)
URLhttps://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

美術館「えき」KYOTOの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

必見のミニチュアセット

本展では「ひつじのショーン」シリーズで用いられたセットがいくつも展示されており、その細部まで繊細に作り込まれたショーンたちの世界を間近で楽しめる。映像では一瞬映るか映らないかというような部分まで丁寧に造形されていてため息が出る。じっくり見ていると、その生活感あふれるリアルさがなんとも魅力的で、思わずこの世界にキャラクターとして入ってしまいたくなった。たぶん、作り手もそれだけ楽しんで創作にあたっているはずだ。ショーンファンのみならず、ミニチュア好きにはたまらない展示ではないだろうか。
美術セットだけでなく、キャラクターのスケッチや映像制作過程や技術的な部分の解説など、撮影の裏側もコンパクトに紹介されている。「ひつじのショーン」の軽快な世界がいかに入念に作り上げられているか知ることができて興味深い。また、深く知ることはできないものの、アードマンの多様な歴代アニメーションも少しだけ紹介されている。そこには、可愛くユーモラスな「ひつじのショーン」や「ウォレスとグルミット」にはない、ちょっと気持ち悪さを感じるようなヴィジュアルも見て取れ、アードマンの歴史をさらに深堀した展覧会も見てみたくなった。

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テレビシリーズ「ひつじのショーン」より 納屋のインテリア 撮影用セットと小物、パペット
© Aardman Animations Limited 2013

『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』より UFOコックピット 撮影用セットと小物、パペット
© 2019 Aardman Animations Limited and StudioCanal SA

『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』より ショーンとティミーとティミーママ 原画
© 2015 Aardman Animations Limited and StudioCanal SA

テレビシリーズ「ひつじのショーン」シリーズ1第18話「ショーンのモグラたたき」より ストーリーボード モグラを釣るシーン
© Aardman Animations Limited 2006

© and TM Aardman Animations Ltd. 2022

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