青木繁は痛烈な問いを投げかけている
現物の絵を見なければ感じられないことが、実に多いのを改めて気づいた。青木、坂本の二人の絵が並べられが、私は青木の絵の方に圧倒的な興味を持っているので、青木の絵をメインに感想を語る。
あえてこの一点を挙げれば『女の顔』。第一回…readmore
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久留米市に生まれた青木繁(1882-1911)と坂本繁二郎(1882-1969)は、同じ小学校で学び、同じ先生に絵を習いました。共に画家の道を歩み、青木亡き後も坂本の中では青木は常に意識される存在でした。華々しく画壇に登場し、28歳の生涯を駆け抜けた青木とは対照的に、坂本は87年の生涯をゆっくりと絵ひとすじに生きました。
本展は、めざす方向も性格も、生きた時代の長さも全く異なる二人の画業と生涯をときに交差させながら紹介するものです。本展は、青木と坂本を二人展としてとり上げる初の試みです。
結果、明治から昭和戦後までの日本の洋画の歴史をさまざまな角度から検証しなおすことにもなるでしょう。
会期 |
2022年10月29日(土)~2023年1月22日(日)
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会場 |
久留米市美術館
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住所 | 福岡県久留米市野中町1015 (石橋文化センター内) |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 年末年始 12月29日~2023年1月1日 ※ただし、2023年1月2日、1月9日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) シニア 700円(500円) 大学生 500円(300円) 高校生以下 無料
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TEL | 0942-39-1131 |
URL | https://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/ |
現物の絵を見なければ感じられないことが、実に多いのを改めて気づいた。青木、坂本の二人の絵が並べられが、私は青木の絵の方に圧倒的な興味を持っているので、青木の絵をメインに感想を語る。
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