月―夜を彩る清(さや)けき光

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2016年10月8日(土)~2016年11月20日(日)
  • クリップ数:4 件
  • 感想・評価:2 件
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-1
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-2
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-3
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-4
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-5
武蔵野図屏風(左隻) 六曲一双 江戸時代(18世紀) 東京富士美術館所蔵 <全期間展示>
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
武蔵野図屏風(右隻) 六曲一双 江戸時代(18世紀) 東京富士美術館所蔵 <全期間展示>
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
甲陽猿橋之図 歌川広重筆  江戸時代(19世紀) 太田記念美術館所蔵 <前期展示>
月天(十二天像の内) 鎌倉時代(13世紀) 奈良国立博物館所蔵 重要文化財 <前期展示>
画像提供:奈良国立博物館(撮影:森村欣司)
萩薄蒔絵硯箱 江戸時代(17世紀) 京都国立博物館所蔵 <全期間展示>
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-1
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-1
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-1
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-1
月―夜を彩る清(さや)けき光 渋谷区立松濤美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日々満ち欠けを繰り返し、時を刻む「月」は、1年間の人々の生活に12ヶ月の節目を与えました。

明治時代に太陽暦が採用されるまで我が国は長らく太陰暦に則り、月の満ち欠けがまさに人々の生活のサイクルそのものでした。そのような月を日本人は、四季のうつろいに従う景物として鑑賞の対象としてきました。

古来より、名所の月は画題としてしばしば取り上げられました。そして、文学では、「物語のおや」ともいわれる『竹取物語』は、まさに月の天人を主題とした物語で平安時代から読み継がれています。また、和歌で月が多く詠まれることからも、月が創造の源として親しまれてきたことがわかります。

その一方、十二天像の月天として信仰の対象としても造形化されました。また、「日と月」「月と雁」「月下美人」というように個別のモチーフと組み合わされることで名所絵における風景の一要素だったものが、よりクローズアップされるようになります。そして絵画ばかりでなく蒔絵調度や陶磁器から刀装具や甲冑などの武具に至るまで、その意匠として採用されました。

本展では、絵画・工芸品81件による多面的な展示を通じて、日本人に脈々と流れる「月」への嗜好を探ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2016年10月8日(土)~2016年11月20日(日)
  • <前期>10月8日(土)~30日(日)
    <後期>11月1日(火)~20日(日)
    ※会期中、一部展示替えがあります。
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00~18:00
  • 毎週金曜日は20:00閉館(入館は19:30まで)
休館日 10月11日(火)、17日(月)、24日(月)、31日(月)、11月4日(金)、7日(月)、14日(月)
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学生 800円(640円)
高校生・60歳以上 500円(400円)
小中学生 100円(80円)
  • ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料です。
    ※障がい者とその付添の方各1名は無料です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
    ※金曜日に入館される渋谷区民の方は無料です。入館の際に住所のわかるものをご提示ください。
    ※土・日曜日、休日、小中学生は無料です。
TEL03-3465-9421
URLhttp://www.shoto-museum.jp/exhibitions/170tsuki/

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

渋谷区立松濤美術館 渋谷区立松濤美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

2.0

作品数の少なさがちょっと惜しい

最終日に行ってきました。
月をテーマにした日本美術の展覧会ですが、作品は明治以前が多く、現代ものはありません。月と日本人のかかわりをがうかがえて興味深いのですが、章立ての多さのわりに展示品が少ないのが残念。会期中に展示換えがあったことも関係しているのでしょう。

3.0

展示室が狭いので

松濤美術館、1000円も取るが、まぁ、500円くらいの価値。
何時もの、地下一階と二階の狭い展示室で、いろいろみせようというのが無理で、例えば、有名な、武蔵野図屏風ー富士美術館からの借り物、を展示すれば、屏風が大きいので、スペースを取ることおびただしく、他の展示品が飾れなくなる。
その良い例が、月岡芳年の、月百姿で、百枚飾るどころか、5,6枚しか展示していない。
月を描いた工芸品も展示されていたが、工芸品は小さいので宜しいとしても、中途半端の感が否めない。

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出展作品・関連画像IMAGES

武蔵野図屏風(左隻) 六曲一双 江戸時代(18世紀) 東京富士美術館所蔵 <全期間展示>
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

武蔵野図屏風(右隻) 六曲一双 江戸時代(18世紀) 東京富士美術館所蔵 <全期間展示>
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

甲陽猿橋之図 歌川広重筆  江戸時代(19世紀) 太田記念美術館所蔵 <前期展示>

月天(十二天像の内) 鎌倉時代(13世紀) 奈良国立博物館所蔵 重要文化財 <前期展示>
画像提供:奈良国立博物館(撮影:森村欣司)

萩薄蒔絵硯箱 江戸時代(17世紀) 京都国立博物館所蔵 <全期間展示>

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