4.0
広島旅行される方へ。
最終日の10/30こちらの企画展にお邪魔しまして、終わってしまったんですけれども、
広島にご旅行に行く方でこちらの美術館に興味のある方の為にさらっと記録&自分用に忘備録しておこうと思います。
広島在住の方には当たり前のことかもしれませんので、お許しを。
因みに私は神奈川在住で、今回用事があって広島を旅行した者です。
元々仲の良い広島人がいたので何度も訪れており、慣れた土地ではあります。
まずこちらの企画展のチケット買うと、常設展も観れるということで、かつ100円プラスすると縮景園(後程説明しますが豪華な日本庭園です)も観れるとのこと。
(値上げラッシュの昨今ですので、行く前に必ずHPなどでご確認を!)
実は縮景園は若かりし頃からかなりとても好きな場所で今回楽しみにしておりました。
で、まず企画展の方から。後期なんで若冲はない(泣)。「三の丸から」とのことなので、東京に近い者にとってはいくつか観たことあるなぁ、という感じでしたが、ポイントはやはり「広島」というキーワードに絡めているところで、
1.広島にゆかりの品 2.出身が広島の作家 3.広島の浅野家とか名士が寄贈したり、ゆかりのあるもの というところでした。
まずこの浅野家は広島の藩主を務めていた家系。中でも浅野長勲は明治政府から外国公使就任の命を受けて色んな国行って、イタリアで買ってきて皇室へ献上した絵「牧馬」byエンリコ・コールマンなんていうのもあって、きっとそういう博識を認められて「昭和天皇の養育係を務めた」ということなんでしょうね。
自分が嬉しかったのは、河井寛次郎(鳥取=中国地方出身)好きなので「紫紅双耳壺」、チラシでもどーんと扱われてる川合玉堂の「昭和度 悠紀地方風俗歌屏風」はやっぱりかっこいいなぁと思いましたが、一番「おおっ!」ってなったのは、広島出身の塩出英雄・平山郁夫をフィーチャリングして展示してた画帖「彩雲」「光彩」のところですね。数枚ずつ展示してあったんですがこの画帖ほしいなぁ~!って思いました。あと、中川八郎の「鳴門瀬戸」が広島で観たらいい感じがしたという単純な(笑)。児玉希望も良かったな。
最後の辺りで六角紫水・清水南山をめっちゃ押してて、素敵なものもあったとはいえ正直「出直してきます・・・」的な気分大。10月の東京では根津美と三井記念美で蒔絵フィーバーしてたはずなのに、この展示の蒔絵… Read More