4.0
充実のコレクション
国内の区立美術館の、コレクション展である。
コロナ以降、自館のコレクションをキュレーションの工夫によって提示する展覧会が増えているが、今回は「時代の反映」・「戦後美術」といった切り口からのものであった。
チラシにも使われていた、高松次郎《影》や、オノサト・トシノブ《Untitled 1960》、白髪一雄《不詳》など、いわゆる戦後美術史における傑作が並ぶ。圧巻である。お得である。
今回、特に目をひいたのは、ハイレッドセンターの一角、中西夏之《l字型‐左右の停止Ⅳ‐》(1986)であった。まず、美しい。絵の具の厚み、輝き、配置、色味、どのような角度から、どのような注目点から見ても、飽きない作品だった。







