5.0
見応えあり
平日に鑑賞しました。ボリュームある内容で釈尊に帰依したお弟子さん、涅槃を見守った仏弟子、仏弟子から十大弟子などわかりやすい展示でした。ただ照明の関係でガラスが反射して絵図が見にくかったです。
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西暦前5世紀頃、ブッダとなって仏教教団を誕生させたガウタマ・シッダールタ(釈尊)は、およそ45年をかけて、当時のインド社会、とくにガンジス川中流域を中心にその思想を広く説きました。釈尊の話を聞いて弟子となった人々は、バラモン、クシャトリア、名の知れた異教徒、資産家、理髪師、芸妓などその社会的立場や背景はさまざまです。のちに比丘・比丘尼、あるいは在家信者となった彼らの葛藤や活き活きとした姿は、仏教聖典の中に物語となって伝えられました。
一方、仏弟子のすがたは、ガンダーラの仏伝浮彫、インドの石窟寺院の壁画をはじめ東南アジア、そして日本を含む東アジア諸国で描かれた仏伝図や彫刻、やがて単独でも表されることとなった羅漢像など仏教美術作品としても登場します。たとえば日本でよく知られる仏弟子といえば、「おびんずるさん」(賓頭盧尊者)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
“撫で仏”ともいわれ、自分が病んだところと同じ所を撫でると利益があると庶民の信仰も集めました。中国では寺院の食堂に安置され、その遺徳が偲ばれています。ほかにも、仏弟子たちの活躍は、狂言「名取川」や謡曲「舎利」といった曲、落語の「八五郎坊主」など日本の伝統芸能の中にも語られています。
今回の展覧会では、“仏弟子”が、釈尊の生涯の物語に頻繁に登場し、釈尊を支え最も活躍した10人の直弟子(十大弟子)へと集約されたこと、そして釈尊の涅槃時に「教えを護るためにおまえたちは滅してはいけない」と後を任された16人の高弟(十六羅漢)をはじめとする羅漢たちについて、また維摩居士に代表される在家信者などの姿を、インド・東南アジア・チベット・中国・朝鮮半島・日本で表された絵画や彫刻で紹介するとともに、仏教聖典に基づき彼らの特徴的なエピソードやそれぞれの個性にも注目します。
会期 |
2022年4月23日(土)~2022年6月19日(日)
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会場 | 龍谷大学 龍谷ミュージアム Google Map |
住所 | 京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前) |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一 般 1,300円(1,100円) 高大生 900円(700円) 小中生 500円(400円)
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TEL | 075-351-2500 |
URL | https://museum.ryukoku.ac.jp/ |
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平日に鑑賞しました。ボリュームある内容で釈尊に帰依したお弟子さん、涅槃を見守った仏弟子、仏弟子から十大弟子などわかりやすい展示でした。ただ照明の関係でガラスが反射して絵図が見にくかったです。
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