3.0
絵だけでなく、詩も書も達者な夢二。
初訪問でした。
竹久夢二は亡くなった祖母が好きだったこともあり、名前と絵だけはなんとなく知っている存在でした。しかし、詩を能くしていたとは全く知らず、驚きでした。
特にステキだなと思ったのが、「この夜ごろ」と「水竹居」。とても愛らしかったです。
また、書画幅からは夢二は書も上手かったのだなと感じられました。
弥生美術館で華宵の絵を観てから夢二を観たのですが、夢二の絵は良い意味でアンバランスさがあり、それがまたクセになると思いました。
そういう意味では、華宵の方が器用な印象を受けました。
2館とも満足感のある内容でした。