特別展 奈良博三昧
-至高の仏教美術コレクション-

奈良国立博物館

  • 開催期間:2021年7月17日(土)~2021年9月12日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:2 件
特別展 奈良博三昧-至高の仏教美術コレクション- 奈良国立博物館-1
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国宝 刺繡釈迦如来説法図(部分) 奈良時代または唐時代(8世紀) 前期
国宝 薬師如来坐像 平安時代(9世紀) 通期
国宝 辟邪絵のうち 毘沙門天像(部分) 平安~鎌倉時代(12世紀) 後期
重要文化財 愛染明王像坐像 鎌倉時代 建長8年(1256) 通期
国宝 十一面観音像 平安時代(12世紀) 前期
伽藍神立像 鎌倉時代(13世紀) 通期
国宝 金光明最勝王経 巻第十(国分寺経) 奈良時代(8世紀) 10巻半期ずつ
重要文化財 弥勒如来坐像(長崎県鉢形嶺経塚出土) 平安時代 延久3年(1071) 後期
獅子 鎌倉時代(13世紀) 後期
金銅三鈷杵  平安時代(12世紀) 通期
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

奈良国立博物館は、豊かな仏教文化が花開いた古都奈良の地、東大寺、興福寺、春日大社に囲まれた一角に位置します。明治28年(1895)にわが国2番目の国立博物館として開館して以来、近隣の社寺とも協力しながら、仏教美術を中心とした文化財の展示公開とともに調査・研究・収集・保存を行っており、全国の仏教美術ファンから「奈良博(ならはく)」の愛称で親しまれてきました。

約2千件を数えるコレクションの多くが仏像、仏画、古写経、仏教工芸などの優品で占められており、質・量ともに「仏教美術の殿堂」と呼ぶにふさわしい内容を誇っています。

本展では、奈良博コレクションの中から選りすぐった合計245件(うち国宝13件、重文100件※国宝は全て出品)の作品によって、日本仏教美術1400年の歴史をたどって行きます。展示は全10章からなり、日本仏教の黎明期である飛鳥・白鳳・天平寺院の遺宝、密教や浄土教が生み出した仏像・仏画、日本の神々とほとけが織りなす神仏習合の造形、日本仏教を支えた高僧の肖像と書、奈良の地とゆかりが深い仏教美術など、各時代にわたる名品によって構成されています。

「三昧(ざんまい)」とは、一つの対象に心を集中することを意味する仏教由来の言葉。熱心にほとけの姿をみることを特に「観仏三昧(かんぶつざんまい)」と呼びます。

ぜひ本展を通じて、奈良博の仏教美術コレクションの魅力を心ゆくまでご堪能ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年7月17日(土)~2021年9月12日(日)
  • 前期:7月17日(土)~8月15日(日)
    後期:8月17日(火)~9月12日(日)
会場 奈良国立博物館 Google Map
展示室東・西新館
住所 奈良県奈良市登大路町50番地
時間 9:30~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※毎週土曜日は19:00まで
    (最終入場時間 18:30)
休館日 月曜日 
※ただし8月9日は開館
観覧料 一般 1,500円(1,300円)
高大生 1,000円(800円)
小中生 500円(300円)
  • ※( )内は前売料金
    ※春日大社万燈籠の日 8月15日(月)は名品展のみ19:00まで開館します
TEL050-5542-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://www.narahaku.go.jp/

奈良国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

奈良国立博物館 奈良国立博物館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

奈良博尽くし。

出品作品全体の半数近くが国宝・重文という、出し惜しみ無しの奈良博コレクションにどっぷり浸かれます。

やはり奈良博ということで仏教関連のコレクションが中心です。中でも今回興味深かったのは第4章の密教の聖教とみほとけの展示で、四天王寺内の蓮華蔵院の本尊だったという如意輪観音菩薩坐像に特に心を奪われました。シルエットや表情が美しく、広範囲に残る截金もとても素晴らしかったです。一方、その隣に展示されていたミニチュア五大明王像は家に飾りたくなるかわいらしさでした。また、最澄が弟子の泰範に宛てた書状の実物が見られたのも感動でした。
他に少し意外だったところでは、奈良博の収蔵品で土偶や埴輪は少ない印象があるので、それらを見られたのも良かったです。

この展覧会に合わせて今回、奈良博の収蔵品がモチーフの5匹組が「ざんまいず」として公式キャラクターデビューすることになったようです。東博のトーハクくん&ユリノキちゃんや京博のトラりんのように今後の活躍を期待したいです。

4.0

充実の仏教美術コレクションを堪能。後期も出かけたい!

近鉄奈良から歩いて興福寺境内を抜けて出かける奈良博。
春日大社、東大寺、興福寺に囲まれた立地で、廃仏毀釈が荒れ狂った後、仏教美術を保護、展示、研究する施設として日本で2番目の国立博物館として開館した。つまり、京博より早く開館した。今となっては絶好の立地です。
外国人観光客や修学旅行生がを見かけることのないこの時期、奈良はガラガラでかなりラッキー!
奈良博と言えば「仏教美術」、その所蔵の中から10章に分けて日本仏教美術を辿る展覧会となっている。
コロナ禍では、やはり収蔵品が充実していることが強みです。
展示は間隔をあけて密にならないようにゆったり工夫されており観やすい。また、今回は写真OKとなっています。
興福寺北円堂に伝来したという四天王像、増長天が迫力満点でカッコいい!国宝展@京博で目にしてもう次は来年の最澄展かと思っていた最澄直筆のお手紙「尺牘(久隔帖)」、最澄の丁寧な文面にその人柄も垣間見える。紫草で染めた紙も美しく、全巻が残る「金光明最勝王経(国分寺経)」ときりがないが。
思わぬ展示もあり、後期も出かけたいが、コロナ次第です。


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国宝 刺繡釈迦如来説法図(部分) 奈良時代または唐時代(8世紀) 前期

国宝 薬師如来坐像 平安時代(9世紀) 通期

国宝 辟邪絵のうち 毘沙門天像(部分) 平安~鎌倉時代(12世紀) 後期

重要文化財 愛染明王像坐像 鎌倉時代 建長8年(1256) 通期

国宝 十一面観音像 平安時代(12世紀) 前期

伽藍神立像 鎌倉時代(13世紀) 通期

国宝 金光明最勝王経 巻第十(国分寺経) 奈良時代(8世紀) 10巻半期ずつ

重要文化財 弥勒如来坐像(長崎県鉢形嶺経塚出土) 平安時代 延久3年(1071) 後期

獅子 鎌倉時代(13世紀) 後期

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