4.0
興味深かったです
様々な仏像・仏具などが展示されていて「この仏具はどう使うんだろう?」と娘と一緒にあれこれ話し合いながら見ました。
特集陳列の会場が4か所に分かれていたので、どこまでが特集なのかはよくわかりませんでしたが常設展含め充実した内容でした。
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昨年7月に京都縦貫自動車道が開通し市街とのアクセスが便利になった丹後地域、その寺社に伝来した貴重な絵画や工芸品、彫刻など約40点が特集展示されます。
とくに注目は京丹後市縁城寺(えんじょうじ)の本尊千手観音立像(重要文化財、平安時代・10世紀)。秘仏のためお寺でも通常拝観できない、国の重要文化財に指定されている本尊である千手観音立像が、今回初めて、京都国立博物館にての出開帳となります。
あわせて丹後地方の社寺に伝来した品々が特集展示されます。近年実施された文化財調査によって発見された平安から室町時代の作品が中心です。
本像は、日本海に突き出した丹後半島のほぼ中央部に位置する縁城寺の秘仏です。42本の腕で表された千手観音で、通常、千手観音像は頭上に十一面、あるいは二十七面の小さなお顔をつけますが、この像は宝冠をかぶっており珍しい例といえます。
構造は一木造りで、彩色のない素木像です。素材をいかしたヴォリューム感のある体つきで、平安時代も古い頃の雰囲気を感じさせますが、浅く刻まれた衣文線などから、やや下る十世紀頃の制作かと見られます。切れ長な目でわずかに微笑む穏やかな表情が見どころです。
豊かな信仰とロマンあふれる伝説が息づく「海の京都」丹後の魅力が堪能できる丹後の仏教美術の特集陳列です。
◆ 縁城寺(えんじょうじ)
京都府京丹後市峰山町にある縁城寺は、天平時代(養老元年 717年)にインド僧 善無畏(ぜんむい)が千手観音像を安置し、建立されたといわれています。縁城寺本堂には、本尊千手観音立像とともに運慶作と伝わる仁王像が左右に鎮座しています。
会期 | 2016年7月26日(火)~2016年9月11日(日) |
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会場 | 京都国立博物館 Google Map |
展示室 | 京都国立博物館 平成知新館1F-1,2 2F-1,2 ※2F展示室は8月28日(日)まで |
住所 | 京都府京都市東山区茶屋町527 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 |
観覧料 | 一般 520円(410円) 大学生 260円(210円) 高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
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TEL | 075-525-2473 (テレホンサービス) |
URL | https://www.kyohaku.go.jp/ |
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様々な仏像・仏具などが展示されていて「この仏具はどう使うんだろう?」と娘と一緒にあれこれ話し合いながら見ました。
特集陳列の会場が4か所に分かれていたので、どこまでが特集なのかはよくわかりませんでしたが常設展含め充実した内容でした。
4.0
京都国立博物館に行ったのは初めてでしたが、国宝や重要文化財が多くあって充実した内容でした。常設で仏教美術作品が大量にあるため、特集陳列単体の印象はちょっと薄めです。
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