この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
荒川豊蔵(あらかわとよぞう 1894-1985)は、志野や瀬戸黒など美濃の伝統的なやきものの他に、色絵の陶磁器も制作しています。色絵とは、本焼後に多彩な顔料で上絵付して二度焼きし、赤や緑など艶やかな色遣いが目を惹くやきものです。中でも豊蔵作品の真髄は、輪郭なしで絵付を行い、素地に直接筆を走らせた伸びやかなラインです。
昭和16年の初個展における出品作のうち、約3割は染付や色絵です。戦後は、多治見市に「水月窯」(連房式登窯と上絵付専用の錦窯)を築窯して絵付中心の食器などを制作し、作品の幅にさらなる広がりを見せます。
今回の展示では、ある意味で美濃桃山陶とは対極にある、艶やかな豊蔵作品に着目します。青年時代に夢見た画業と、生涯の仕事となった陶芸が融合した、伝世品の写しからオリジナルデザインまで、約40点の作品を展示します。
◆ ギャラリートーク
日程 6月18日(土曜日)
時間 13時30分より (約30分程度)※要入館券
集合場所 荒川豊蔵資料館 ロビー
展示品の詳しい説明や裏話など、学芸員による解説があります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年4月15日(金)~2016年7月18日(月・祝) |
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会場 | 荒川豊蔵資料館 Google Map |
住所 | 岐阜県可児市久々利柿下入会352番地 |
時間 |
9:30~16:00
(最終入場時間 15:30)
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休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日の場合は開館、祝日の翌日休館 ※展示替期間 ※年末年始 |
観覧料 | 一般 210円 団体 150円(20名以上) 高校生以下 無料 障がい者(手帳提示)の方と付き添いの方(1名)無料 選べる共通入館券※ 310円 ※「選べる共通入館券」を利用の場合、市内有料施設3館(荒川豊蔵資料館・可児郷土歴史館・戦国山城ミュージアム )のうち2館選んで入館できます。有効期限は1年間です。また、川合考古資料館 は無料で観覧できます。 |
TEL | 0574-64-1461 |
URL | http://www.city.kani.lg.jp/10827.htm |
割引券 | http://www.city.kani.lg.jp/10434.htm |
荒川豊蔵資料館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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