上田薫展

横須賀美術館

  • 開催期間:2020年9月12日(土)~2020年11月3日(火・祝)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:8 件
上田薫展 横須賀美術館-1
上田薫展 横須賀美術館-2
上田薫展 横須賀美術館-3
上田薫展 横須賀美術館-4
上田薫展 横須賀美術館-5
上田薫《スプーンのジャム A》1974年、東京都現代美術館蔵
上田薫《なま玉子A》1975年、群馬県立近代美術館蔵
上田薫《あわD》1979年、個人蔵
上田薫《ジェリーにスプーン C》1990年、埼玉県立近代美術館蔵 
上田薫《サラダ E》2014年、個人蔵
上田薫展 横須賀美術館-1
上田薫展 横須賀美術館-1
上田薫展 横須賀美術館-1
上田薫展 横須賀美術館-1
上田薫展 横須賀美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

上田薫(1928~)は、写真を使って対象を精巧に描き出す画家です。

作品の多くは、殻からつるりと落ちてくるなま玉子、スプーンから流れ落ちそうなジャム、水の流れや空など、一瞬で姿を変えるものをモチーフとしており、その鮮烈なイメージは、リアリズム絵画のなかに独自の位置を占めるものとして、高く評価されています。

本展では、初期から2000年代まで、半世紀に及ぶこの画家の歩みを、なま玉子をはじめとする代表作約70点によってたどります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2020年9月12日(土)~2020年11月3日(火・祝)
会場 横須賀美術館 Google Map
住所 神奈川県横須賀市鴨居4-1
時間 10:00~18:00
休館日 10月5日(月)
観覧料 一般 1,000円(800円)
高大生、65歳以上 800円(640円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
TEL046-845-1211
URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/

横須賀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

横須賀美術館 横須賀美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

上田薫展を見てきました

10月31日に行ってきました。卵や液体の流動性のある物の、その一瞬をとらえたその作品群は素晴らしいものでした。横須賀美術館は浦賀駅からはかなりあるのでバスかクルマでないと、徒歩では相当厳しいです。建物そのものも芸術性があって良いものを見れました。美術館の目の前が海なので景色も良かったです。

5.0

ようやく出会えました!

ようやく観ることが出来、感動です!
リアルなタッチは想像を超越しており、現実を以上のものが描かれている感覚と
風景がスプーンや泡などの主人公に描かれているからこそ、鑑賞していると
吸い込まれていく感覚を感じました。
横須賀美術館の広いスペースにゆったりと飾られていたからこそ、
より画風が引き出されていたような気がします。最高でした!

5.0

吸い込まれそう!

じっと見てると吸い込まれそうになった。
スーパーリアリズムなのに、見てると異世界に行けそうな気分になる作品ばかり。
描かれているのは、どれも日常にあるもの。
日常にあるものが、こんなにも美しいなんて!
身近なものの美しさに、気づかせてくれる。
素晴らしい作品がたくさんありました。

5.0

もうリアルすぎて写真としか感じられません!

従妹のInstagramから知り、魅了され観に行きました。事前に上田様の情報は調べず観に行きましたが、とにかくリアルな絵で驚きました。また、91歳現役画家とあり、2倍驚き、興奮して美術館をでました。とても魅了される絵ばかりでした。是非一度観て欲しいです!ありがとうございました!

5.0

驚き!

たまごを割った写真のような絵、以前どこかで見た記憶があります。美術の教科書かもしれません。その画家の展覧会かな?綺麗そうだし行ってみよう、と軽い気持ちで足を運びました。

迫力に驚きです。圧倒されました。想像よりはるかに大きい、鮮明な、アクリル画の数々でした。たまごや、ゼリー、泡などの物体だけでなく、自然の風景も描いているのも素敵でした。まだご健在で制作を続けていらっしゃるとのこと。また違う作品を見てみたいです。
2階のスペースで、奥様と娘さんが作品を見ながら対談をされている映像がビデオで流れています。20分ほどのものですが、制作当時のお話など楽しい内容でした。こちらもお勧めです。

THANKS!をクリックしたユーザー
tonoさん

5.0

リアルとは?!

以前、「生卵」の絵を観てから気になっていた画家さんでした。
思っていた以上にどの作品も大きく、迫力があります。
近くで観ると何が描かれているのかと思うのですが、少し離れてみると超リアルな世界に!
トロリとした水飴や苺ジャムの種のつぶつぶ感。ゼリーの透明感とぷるぷる感。アイスクリームのクリーミーさ。
食いしん坊な私は「美味しそうだなぁ…。」とついつい思ってしまいました。
シャボン玉や泡には作者の姿まで写り込んでいます。
凄くリアルなのにどこか異世界の様な…。
単にリアルを追求しただけでない「何か」を感じる様な作品群に圧倒されました。

THANKS!をクリックしたユーザー
tonoさん、Salamaさん

4.0

一瞬を鮮やかに超リアルの世界

スプーンからとろりと零れ落ちそうな水飴、卵の殻から流れ出る黄身。虹色の皮膜を纏ったブクブク泡。良く見るとカメラを構えた画家の姿が写り込んでいます。面白いのは作品にテプラで名前が貼ってある?と思ったらそれも絵でした。ジーっと見ちゃいました。被写体だけを画面いっぱいに描きグラフィックデザインの様。私の好きな作品は「ジェリーにスプーンC」光の反射や屈折が見事!

THANKS!をクリックしたユーザー
tonoさん、Salamaさん、Audreyさん

5.0

きらめく星の美しさを体感

一見、ただのリアルな静物画に見えるかもしれないが、
一瞬を永遠に閉じ込めたような不思議な世界観に、
思わず見入ってしまった展覧会でした。

星が美しいのは、永遠と一瞬が同時にあるから、という
誰かの言葉を思い出し、その美しさに魅了されました。

THANKS!をクリックしたユーザー
tonoさん

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出展作品・関連画像IMAGES

上田薫《スプーンのジャム A》1974年、東京都現代美術館蔵

上田薫《なま玉子A》1975年、群馬県立近代美術館蔵

上田薫《あわD》1979年、個人蔵

上田薫《ジェリーにスプーン C》1990年、埼玉県立近代美術館蔵 

上田薫《サラダ E》2014年、個人蔵

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