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「悲運の画家たち」の第二会場では”忘却に負けず”の絵師・画家に出合えます
福田美術館と連携企画展の「悲運の画家たち」の嵯峨嵐山文華館では、後世に名が忘れ去られてしまった、再評価待ちの画家達を紹介しています。副題は”忘却に負けず”です。
福田美術館の”逆境に負けず”の続編と”忘却に負けず”のイントロダクションとして二つの悲運に該当する西村五雲はこちらでも展示されていて、大鷲を描いた屏風作品を紹介しています。
1F展示では近代の画家たちで木村武山の作品の彩色は流石です。2Fの畳ギャラリーの大広間ではの春秋の嵐山を描いた忘却の絵師だった⽮野夜潮(やの やちょう)は嵯峨嵐山文華館さんが救い上げ2018年のリニューアルオープンで紹介した絵師の「⾼雄秋景・嵐⼭春景図屏⾵屏風」も展示されています。
二会場を巡ると、とても内容に厚みがある展覧会になります。