人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン
交差する自由へのまなざし

京都国立近代美術館

  • 開催期間:2020年10月13日(火)~2020年12月6日(日)
  • クリップ数:6 件
  • 感想・評価:2 件
人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし 京都国立近代美術館-1
人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし 京都国立近代美術館-2
人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし 京都国立近代美術館-3
人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし 京都国立近代美術館-4
森口邦彦 《友禅着物 白地位相割付文「実り」》 2013年 三越伊勢丹ホールディングス蔵
森口邦彦 《友禅着物「雪明り」》 1969年 京都国立近代美術館蔵
森口邦彦 《友禅着物 白地位相鱗文「樹勢」》 2015年
森口邦彦 《友禅着物 位相重ね鱗花文》 2012年 文化庁蔵
人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし 京都国立近代美術館-1
人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし 京都国立近代美術館-1
人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし 京都国立近代美術館-1
人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし 京都国立近代美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

友禅の技法で人間国宝の認定を受けている森口邦彦(もりぐちくにひこ)。森口はパリで学んだグラフィック・デザインの思考と幾何学文様を大胆に組み合わせることで、伝統工芸の「友禅」に留まらない新しい創作の可能性を拓いてきました。

着物制作から三越のショッピングバッグに代表されるデザインワークまで、森口の創作は、歴史的に積み重ねられてきた技と感性を出発点に社会に友禅・デザインを還元させるための実践であるといえます。

本展では、友禅とデザイン、伝統と現代、東洋と西洋などが様々に交差して生まれる森口邦彦の創作活動の全貌を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2020年10月13日(火)~2020年12月6日(日)
会場 京都国立近代美術館 Google Map
住所 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
時間 9:30~17:00
  • ※ただし金曜日、土曜日は20:00まで開館
    (入館は各閉館時間の30分前まで)
休館日 月曜日 
11月24日(火)
※ただし11月23日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学生 500円(400円)
  • ※( )内は前売りと20名以上の団体および夜間割引(金、土曜 17:00以降)
    ※高校生以下・18歳未満は無料
    ※心身に障がいのある方と付添者1名は無料
    ※入館の際に証明できるものを要提示
    ※本料金でコレクション展も観覧できます
TEL075-761-4111(代表)
URLhttps://www.momak.go.jp/

京都国立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

京都国立近代美術館 京都国立近代美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

デザインは斬新で大胆だけれど、細やかさ、丁寧さが伝わった

一連の作品(陳列されていた作品は着物が主)を順に見ているうちに砂模様のような不思議な模様に気づいた。最初は理由がわからなかかったけれども、中継点で上映されていた製作工程のビデオをみると、とても独特な方法で(かなり緻密な作業、かつ、大変丁寧な作業)で、最終的には着る人がいてこそ(着て、動くので、表情がかわる)、と、興味深かった。幾何学模様の友禅の作品としての組合せを実際に見たかったのだけれど、期待以上に興味深い(学べる)展覧会だった。

4.0

モダンで幾何学模様の友禅を楽しむ。観覧料がお安い!

展示も内容も素晴らしかった。恥ずかしながら存じ上げなかった友禅作家(だけにはとどまらないのですが)森口邦彦さん。展示される友禅は私が思い描いてきた友禅とは全く違った!友禅に幾何学文様? 「/デザイン―交差する自由へのまなざし 」サブタイトルに納得です。着物に描かれた文様は、キースヘリング?エッシャーのメタモフォーゼ?動きを感じます。「草稿」も一緒に展示されて思索の過程も拝見。「友禅ってこうやって作られているのか」と森口さんの友禅制作動画は是非ご覧ください。その制作過程を見れば友禅がお高いのも納得でございます。さぁてこのモダンな着物を着こなすのはかなり・・・。フランスに留学してグラフィックから建築まで学んだ森口さんを京都へ呼び戻しお父様のお仕事に導いたのはバルチュスのことばだったとは・・・。フランスでの学びと京の伝統の技が融合して結実。三越のショッピングバックからセーブルの食器まで、その経歴からもお仕事の幅は広く、デザインのお仕事を楽しんでいらっしゃるようにもみえ、それがまた友禅の仕事にも生かされるのでしょう。 4Fコレクション展も必ず回ります。 本展との関連展示としてイッテン作品展示、文様から「模様の美」次の特別展「須田国太郎」予習とパンリアルはお向かいの「京都の美術250年の夢」と関連していそうです。3F、4Fともにカタログポケットアプリをダウンロードして活用しています。

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出展作品・関連画像IMAGES

森口邦彦 《友禅着物 白地位相割付文「実り」》 2013年 三越伊勢丹ホールディングス蔵

森口邦彦 《友禅着物「雪明り」》 1969年 京都国立近代美術館蔵

森口邦彦 《友禅着物 白地位相鱗文「樹勢」》 2015年

森口邦彦 《友禅着物 位相重ね鱗花文》 2012年 文化庁蔵

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