5.0
色重ねが素敵でした
期待以上に素敵な企画展です。昔から装束が変化してきたこと、地位によって色が決まっていたこと、微妙な色の違いをきちんと表す呼び方があることなどなど、学ぶことだらけでした。
この展覧会を観ると百人一首や佐竹本三十六歌仙などの着物の絵についてもじっくり観たくなります。ポスターや看板になっている装束は現物は全く違いますし、刺繍や染めまで写っていないので現物を観られるありがたみをひしひしと感じました。
また、近くの奈良国立博物館での「よみがえる正倉院宝物」展をはしごしましたら、復習にもなって更に楽しめました。
平日の9:30頃に行くと運よく貸し切り状態。色の美しさや名前の表現に引き込まれてたっぷり1.5時間堪能しました。