4.0
神戸らしい品々
神戸の歴史を感じる展覧会であった。
西洋と日本の融合。港町神戸にふさわしい品々。
展示物そのものの価値とは別に、神戸にあり神戸で展示されることがコレクションの価値を高めている。
掛け軸仕立て屏風仕立ての西洋画は特に新鮮だった。
西洋画が新鮮にみえるとともに日本画の場合にはあまり意識しない表装部分にも目が行く。
京博の三十六歌仙展示の解説で意識するようになった、表装は芸術の「外側」「入れ物」ではなく芸術の一部なのだということがよく伝わる。
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神戸市立博物館は1982年11月3日の開館以来、数多くの方々に愛されてきました。本年は開館37周年を迎えます。
神戸市立博物館では「国際文化交流-東西文化の接触と変容」を基本テーマとして、資料の収集・保管・展示、調査研究、普及活動に取り組んできました。
2018年2月から、開館以来初めてとなる大幅なリニューアルのため、休館に入りました。今回の改修により、一層親しまれ、愛される存在を目指しています。
リニューアルオープンを記念する本展覧会では、約7万点のコレクションから厳選した名品の数々を一堂に展覧しその魅力をご紹介します。あわせて、これまでの神戸市立博物館のあゆみを振り返るとともにリニューアルについても紹介します。
約2年ぶりに公開される名品の数々とともに、このたび新設される「神戸の歴史展示室」、「コレクション展示室」をご覧いただき、新しい神戸市立博物館をお楽しみいただければ幸いです。
会期 |
2019年11月2日(土)~2019年12月22日(日)
|
---|---|
会場 | 神戸市立博物館 Google Map |
住所 | 兵庫県神戸市中央区京町24番地 |
時間 |
10:00~17:00
|
休館日 |
月曜日 11月5日(火) ※ただし、11月4日(月・振)は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学生 500円(400円) 高校生以下 無料
|
TEL | 078-391-0035 |
URL | https://www.kobecitymuseum.jp/ |
4.0
神戸の歴史を感じる展覧会であった。
西洋と日本の融合。港町神戸にふさわしい品々。
展示物そのものの価値とは別に、神戸にあり神戸で展示されることがコレクションの価値を高めている。
掛け軸仕立て屏風仕立ての西洋画は特に新鮮だった。
西洋画が新鮮にみえるとともに日本画の場合にはあまり意識しない表装部分にも目が行く。
京博の三十六歌仙展示の解説で意識するようになった、表装は芸術の「外側」「入れ物」ではなく芸術の一部なのだということがよく伝わる。
3.0
リニューアル後初の美術館、ま新しくて、見て回るのも気持ちがいいです。
コレクション展、ということで、普段常設展など見ない私からは新鮮でした。
神戸らしさを感じられる展示が多く、古地図などは見ごたえがありました。
金屏風が続けて並べられている様子は圧巻です。
3.0
神戸市立博物館は、お洒落な神戸でも特に素敵な居留地にあり、建物も趣があります。港町神戸そのままに「国際文化交流-東西文化の接触と変容」が基本テーマです。前身の南蛮美術館から池長コレクション作品と古地図の展示。特に狩野吉信「源平合戦図屏風 一の谷合戦図」、狩野内膳「南蛮屏風」、サントリー美蔵と一双をなす「泰西王候騎馬図屏風」などは特に見ごたえありです。鶴亭や熊斐など南蘋派の作品は18世紀半ばの京や上方、秋田蘭画などとの関係性からとても興味深く観ました。リニューアルは2階のコレクション展示室が大きく変わり、教科書で必ずお目にかかるザビエル像はタッチパネルによる図像解説がとても分かりやすかった。ルミナリエもすでに建っており、ルミナリエと一緒にお出かけになるのもお勧めです。カフェとショップもリニューアルされて、TOOOTH TOOTHのカフェもお洒落でした。
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