4.0
はにわの表情に癒されました
もっと早く行きたかったのですが、コロナ騒ぎで迷っているうち最終日になってしまいました。しかも、午前中から雪が降りだし、果たして箱根までたどりつけるのかとDOKI DOKI しながらの展覧会でした。
たどり着いた岡田美術館は、雪のためお庭は拝見できませんでしたが、自粛ムードの中人もまばらで、ゆっくり楽しみことができました。
ポップな黄色とピンクのパンフレットに、岡田美術館もちょっと雰囲気が変わったのかなと期待していたのですが、迎えてくれたのはいつもながらの荘厳な雰囲気でした。やっとたどりついた4Fの特別展も、ポップな雰囲気は全くなかったのですが、埴輪たちの笑顔(?)に癒されました。中国の俑はお墓の中に入れるために彩色も美しく丁寧に作られ、日本の埴輪はお墓の外に置くためにシンプルに作られたという解説に、納得しました。埴輪を描いた山口蓬春の「宴」なども展示されていて、興味深かったです。
岡田美術館だけの展示ではなく、ほかの美術館でも企画して、もっと多くの人に埴輪のかわいらしさを知ってほしいと思いました。