5.0
招待券を頂き、ありがとうございました
とても楽しく、素晴らしかったです!
なのでbookも購入して、また家でもじっくりと見ました。
そして、常設展も同じチケットで観覧でき、この中の企画展もすごく良かったです!
本当にチケットを頂き、ありがとうございました。
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この展覧会には、世界各地の人々の想像の中に息づく生きものが展示されています。
人は、「あり得ない」生物や生理現象、物理現象(異常な音、光、モノの動き)にまれに出会ったとき、驚き・怪み・不思議・不気味を感じます。
馬には足が4本ある、投げたボールはいずれ落ちるといったような自然界の規則は、生物や物理現象に対する直観的理解として進化の過程で人間の脳の回路に配線済みであると言われていますが、生まれながらに備わっているこの自然理解からズレるものに出会ったときの混乱が、「びっくり!」、「怪しい…」なのです。
そして人は、その理解できない現象の原因を説明するために、霊、神/カミ、悪魔、妖怪などの、見えない力の存在を想定する精神メカニズムをも備えています。
しかし、人間の脳には限界があり、直接感知できない存在の姿は、知っている部品をなんとか駆使してイメージを思い描くしかありません。そこには、文化人類学者レヴィ・ストロースのいう「ブリコラージュ」(寄せ集め)の思考が見てとれます。
◆第一部:想像界の生物相
第一部「想像界の生物相」には、地球上の動物界、植物界、鉱物界に見出された素材をブリコラージュした多様な合成生物が並びます。ここでは想像界の「生態系」を水、天、地のセクションに分けていますが、例えば、水のセクションにいる人魚たちは、魚やアザラシなど、水に生きるヒレ動物と地上に生きる人間が組み合わさった合成獣です。また、中国や日本の龍は、水・天・地のすべてにまたがる、崇高なる存在です。つまり、想像界の生きものたちの多くは、境界領域に属する狭間(はざま)の不思議な生きもの(クリーチャー)たちなのです。
◆第二部:想像界の変相
第二部「想像界の変相」では、「聞く」、「見る」、「知る」、「創る」のセクションの順に、未知なる世界の驚異や常ならざる怪異が、どのように認識され、知識体系に整理され、創作のインスピレーションとなってきたのかを探ります。驚異や怪異が近代的理性の発展とともに、科学的に証明のできない「未確認生物」や「超常現象」として、ファンタジーやオカルトの域に閉じ込められてしまう以前には、不可知の世界があることを受け入れる謙虚さ、おおらかさをもった総合知がありました。人魚や河童はこの世のどこかにいるかもしれない、見たことがないからといって否定してはいけないという寛容な知の在り方には、われわれも学ぶべきところが多いように思います。
会期 |
2019年8月29日(木)~2019年11月26日(火)
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会場 | 国立民族学博物館 Google Map |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園10-1 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
水曜日 |
観覧料 | 一般 880円(600円) 大学生 450円(250円) 高校生以下 無料
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TEL | 06-6876-2151 (代表) |
URL | https://www.minpaku.ac.jp |
5.0
とても楽しく、素晴らしかったです!
なのでbookも購入して、また家でもじっくりと見ました。
そして、常設展も同じチケットで観覧でき、この中の企画展もすごく良かったです!
本当にチケットを頂き、ありがとうございました。
2.0
いろんな国の信仰や伝説の人形等がたくさん展示されていて面白かったですが、怪異について興味があり、百鬼夜行展などには必ず行くので今回の展覧会は少し消化不良でした。
休日の10時過ぎ、子供含めてかなり混雑していました。日曜美術館で紹介されたからかも?
5.0
怪異に珍獣、霊獣、幻獣、怪獣とありえない生物や想像上の生き物、ありとあらゆる怪異なものが展示されており、特に河童や人魚のミイラがとても興味深かったです。怖いものもありましたが、コミカルでかわいいものもたくさんあり、おみやげコーナーがもう少し充実していたらなと思いました。
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始めて、プレゼントに応募し、招待券をいただきました。あり得ない生き物があるという不思議の世界・怪異の世界を堪能しました。ありがとうございました。
4.0
この特別展のチラシはインパクトがありました。展覧会が始まるのを楽しみにさっそく行ってきました。「見たことのないもの」をそれまで「見たことのあるもの」を組み合わせて想像力で創造してきた。その想像界のクリーチャーたちが次々と目の前に登場します。「みんぱく」ならではの展覧会は期待以上にとにかく面白くてワクワク。この世のキワに住んでいるかもしれないものとの接点とは?現代のアーティスト、マンガ、ゲームクリエーターもそんなところからインスピレーションを得ており、未来にはそれが実在するかもしれない?
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