世界を変える美しい本
インド・タラブックスの挑戦

細見美術館

  • 開催期間:2019年6月25日(火)~2019年8月18日(日)
  • クリップ数:15 件
  • 感想・評価:5 件
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 細見美術館-1
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 細見美術館-2
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 細見美術館-3
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 細見美術館-4
『水のいきもの』 Waterlife/2011
『夜の木』 The Night Life of Trees/2011
タラブックスの創設者(左:V.ギータ 右:ギータ・ウォルフ)
写真:松岡宏大
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 細見美術館-1
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 細見美術館-1
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 細見美術館-1
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 細見美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

南インド・チェンナイの出版社「タラブックス」。1994年に設立され、ギータ・ウォルフとV.ギータという二人のインド人女性が中心となって活動しています。

タラブックスを代表するのが美しいハンドメイドの絵本。インドの民俗画家による絵を、ふっくらとした風合いの紙に版画の技法で印刷し、職人が糸で製本した、工芸品のような本です。

インドには各地に多様な民俗芸術の伝統があり、住居の壁や床に絵を描いたり、工芸品を作ったりしています。多くのインド人にとってもなじみの薄かったこうした民俗芸術を出版に結びつけたのは、とても画期的なことでした。

ハンドメイド本以外にも、タラブックスは多彩な本を刊行しています。画家、編集者、デザイナー印刷職人らによるチームワークから生み出される本は、教育や社会問題をテーマにしたもの、本の形状に特徴があるものなど、とてもユニークです。

本展は、タラブックスの本づくりの全容を伝える初の展覧会です。ハンドメイド本を中心に、本や原画、写真や映像などの資料を通じて、その魅力をたっぷりとご覧いただけます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年6月25日(火)~2019年8月18日(日)
会場 細見美術館 Google Map
住所 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • 茶室 11:00〜17:00(不定休)
    カフェキューブ 10:30〜17:00
    ※カフェ休業日:月曜(祝日の場合は翌日)
    ※ランチタイム:11:30〜14:30
    ※ラストオーダー:16:30
休館日 月曜日 
※祝日の場合は、翌火曜日
観覧料 一般 1,300円(1,200円)
学生 900円(800円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示で団体料金にご優待
TEL075-752-5555
URLhttp://www.emuseum.or.jp/index.html

細見美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

細見美術館 細見美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

インド土着の人々に伝わる昔ばなしや神話を基にした、芸術の美しさ。

タラブックスは、インド南部の出版社で、 子どもや大人向けにハンドメイド本やビジュアルブックを出版しています。
インドには24の公用語があろそう。
インドの多様な民俗芸術家による絵を絵本にしています。
インド土着の人々に伝わる昔ばなしや神話を基にした、芸術の美しさ。
”ハンドメイド絵本”(手すきの紙にシルクスクリーンで印刷、丁寧に仕上げた)は、工芸品とも言うべき美しい絵本でした。
展覧会では多くの原画が展示され、また、本の制作過程などのビデオ放映もありました。

5.0

わくわく!

インド独特の絵柄や色合い、表情になんとも言えない高揚感を覚える。また、インド独自の絵本を作るという目的から、文化普及や教育、新しいことへの試みなど、挑戦をやめない小さな出版社に勇気づけられた。しかし、展示室それぞれが小さいこともあり休憩できる椅子がないため、疲れやすい人は心していかねばならないなと感じる。

3.0

個性的な挿絵

筆の緻密さ、色使いなど個性的な絵本、挿絵の数々は大変楽しい企画展でした。岡崎地区のはずれにある小さな美術館で、面白い企画を立てやすような感触でした。

4.0

インドってすごい

少し前に、矢萩多聞の展覧会を、京都のギャラリーに見に行きました
。彼は、中学卒業後、しばらくインドで暮らし、本作りのノウハウを得たらしいです。
とても、素敵な本が多かったので、タラブックスにも関わっていると聞いたので、見に行きました。日本人とは思えない感覚の持ち主だと思います。
それと、細見美術館の茶室を見ることが出来たのがとてもよかったです。

4.0

きれいです。ワクワクしました。

各地のタラブックス展の情報を聞いており、とても楽しみにしていました。すでにタラブックを書店で購入したのですが又買ってしまいました。
展示作品の撮影もでき作成過程のビデオも流されています。たくさんのページを見る事が出来て大満足でした。

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出展作品・関連画像IMAGES

『水のいきもの』 Waterlife/2011

『夜の木』 The Night Life of Trees/2011

タラブックスの創設者(左:V.ギータ 右:ギータ・ウォルフ)

写真:松岡宏大

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