4.0
椅子が素敵
この椅子どこかで見たかも?と思うものもありました。椅子が実際に使われていることがわかる室内の写真や、その建物の設計図なども展示されていて、建築に興味のある方は興味深いと思います。
イサム・ノグチの「あかり」シリーズのところのみ、撮影可能でした。提灯を連想する照明がいくつも並んだコーナーで、柔らかい光にほっこりしました。
ルオー部屋は「サーカス」がテーマです。こちらもお忘れなく。
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1928年、初の国立デザイン指導機関として仙台に商工省工芸指導所が設立され、1933年には来日中のドイツ人建築家ブルーノ・タウト(1880-1938)が顧問に招かれて剣持勇(1912-1971)らの指導にあたります。
また建築家アントニン・レーモンド(1888-1976)とインテリア・デザイナー ノエミ・レーモンド(1889-1980)夫妻が、高崎の芸術文化を支援する実業家・井上房一郎(1898-1993)と出会ったのも同じ年でした。
翌年、井上はタウトを高崎に迎え、銀座に出店した家具工芸店「ミラテス」でタウトがデザインした工芸品を販売します。この時代、世界そして日本各地で、モダンデザインに託して新しい上質な暮らしを夢見た人々の交流がありました。
近代産業と科学は大量生産を可能とし、装飾美に代わって合理的な機能美を持つモダンデザインを生み出しました。国際的に普及していくモダンデザインを、日本の暮らし方や風土になじませようと模索する日本の工芸関係者のまなざしと、世界的な建築家やデザイナーが、日本建築と意匠に近代性を見出したまなざしは重なり合うものでした。そのなかから、やがて機能主義におさまりきらない卓越した作品が生まれていきます。かれらの夢は、戦後どのように育ち受け継がれたのでしょうか。
ブルーノ・タウト、井上房一郎、アントニン&ノエミ・レーモンド夫妻、インテリアデザイナー 剣持勇、家具デザイナーのジョージ・ナカシマ(1905-1990)、彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)による、1930-60年代の工芸品、家具、建築の図面、模型、写真など多彩な作品資料約160点をご覧いただきます。
会期 |
2020年1月11日(土)~2020年3月22日(日)
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会場 | パナソニック汐留美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
水曜日 |
観覧料 | 一般 800円 65歳以上 700円 大学生 600円 中・高校生 400円 小学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/20/200111/ |
4.0
この椅子どこかで見たかも?と思うものもありました。椅子が実際に使われていることがわかる室内の写真や、その建物の設計図なども展示されていて、建築に興味のある方は興味深いと思います。
イサム・ノグチの「あかり」シリーズのところのみ、撮影可能でした。提灯を連想する照明がいくつも並んだコーナーで、柔らかい光にほっこりしました。
ルオー部屋は「サーカス」がテーマです。こちらもお忘れなく。
4.0
亡命してきたタウトや戦争中日本を離れたレーモンド夫妻、日系のジョージ・ナカシマやイサム・ノグチ、戦前から戦後まで国際的に活躍した彼らを軸にモダンデザインがわかりやすく紹介されていたと思います。インスタにアップしてという割に写真を撮れる場所がイサムノグチのみでちょっと物足りない。
4.0
ブルーノ・タウトから始まり、井上房一郎、アントニン・レーモンド、剣持勇、ジョージ・ナカシマ、イサム・ノグチらのモダンデザインの系譜・交流をたどる。
ポスター・チラシのデザインがプロダクトのイメージが強く、モダン工芸の羅列の展覧会だと思ったら、きちんと建築も交えての詳しい展覧会だった。私のなじみ深い軽井沢パウロ教会の図面や、その考察経緯がとても興味深かった。もちろん椅子などのインテリア工芸の展示も多かったのだが、実はそれは主ではなかった。日本の暮らしとモダンデザインの繋がりがわかる構成は良かった。
ポスター・チラシのデザインの方向性を間違えてるな……。
4.0
イサムノグチ含め、日本人の建築家の方のモダンなデザインがそろっています。日本の風土に合うように考えられ、調和された建築工法や素材を生かした作りなどとても楽しいです。
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