美を競う 肉筆浮世絵の世界

京都文化博物館

  • 開催期間:2019年4月27日(土)~2019年6月9日(日)
  • クリップ数:10 件
  • 感想・評価:8 件
美を競う 肉筆浮世絵の世界 京都文化博物館-1
美を競う 肉筆浮世絵の世界 京都文化博物館-2
美を競う 肉筆浮世絵の世界 京都文化博物館-3
美を競う 肉筆浮世絵の世界 京都文化博物館-4
美を競う 肉筆浮世絵の世界 京都文化博物館-5
溪斎英泉「立ち美人」
月岡雪鼎「遊女」
宮川長春「立ち美人」
歌川国芳「縁台美人」
葛飾北斎「日・龍・月」
美を競う 肉筆浮世絵の世界 京都文化博物館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

鮮やかな色彩で摺られた版画のイメージが強い浮世絵ですが、肉筆画は量産される錦絵の版画と違い、浮世絵師が絹本・紙本に直接描く一点物。

本展では貴重な肉筆画を、美人画を中心に約110点を展示。絵師の手によって華麗な衣装の文様まで精緻に描かれた、濃密で、優美な浮世絵の世界を楽しむことができます。

国内でも有数の肉筆浮世絵コレクションを擁する、岐阜県高山市の光ミュージアム所蔵の珠玉の名品は今まで一挙公開される機会がなかったため、本展が初の大規模公開となります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年4月27日(土)~2019年6月9日(日)
会場 京都文化博物館 Google Map
展示室京都文化博物館 4・3階展示室
住所 京都府京都市中京区三条高倉
時間 10:00~18:00
  • ※金曜日は19:30まで
    (入室はそれぞれ30分前まで)
休館日 月曜日 
5月7日(火)、5月13日(月)、5月20日(月)
5月27日(月)、6月3日(月)
観覧料 一般 1,300円 (1,100円)
大高生 1,000円(800円)
中小生 500円(300円)
ペアチケット 2,000円(前売期間中販売、一般のみ)
  • ※( )は前売券及び20名以上の団体料金
    ※未就学児は無料(要保護者同伴)
    ※前売券は2019年4月26日(金)まで販売(会期中は当日券のみ)
    ※障害者手帳等をご提示の方と付き添い1人までは無料
    ※学生料金で入場の際には学生証を要提示
    ※上記料金で、2階総合展示と3階フィルムシアターも観覧できます(催事により有料の場合あり)
TEL075-222-0888(代表)
URLhttps://www.bunpaku.or.jp/

京都文化博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

京都文化博物館 京都文化博物館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ 講演会
「美人画に描かれた姿態美と表現について」
講師:鈴木浩平氏(美術史家・本展監修者)
日時:2019年4月27日(土) 10:30~12:00
会場:京都文化博物館 3Fフィルムシアター
(定員170名)
参加費:無料
※ただし本展覧会入場券(半券可)が必要

◆ 講演会
「肉筆美人画の夢うつつ」
講師:中山喜一朗氏(福岡市美術館副館長)
日時:2019年5月12日(日) 10:30~12:00
会場:京都文化博物館 3Fフィルムシアター
(定員170名)
参加費:無料
※ただし本展覧会入場券(半券可)が必要

◆ ワークショップ
「浮世絵団扇を作ろう」
日時:2019年5月5日(日)
①10:30~12:30 ②14:00~16:00
会場:京都文化博物館
3階展示室内やすらぎコーナー(各回定員20名)
対象:小学生以上
材料費:300円
(材料費のほか要本展覧会入場料[半券可])
※小学生は保護者同伴でお願いします。

◆ 学芸員によるギャラリートーク
日時:2019年5月17日(金)、5月31日(金)
※各日とも18:00から30分程度、展示室内にて
※事前申込不要、当日の入場者に限ります。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

怒涛の美人画

肉筆浮世絵のうち、美人画に特化した展覧会でした。かなり混雑していて、浮世絵の人気を感じされられます。
100点以上の肉筆浮世絵の美人画をまとめて見られる機会はなかなかないですし、また、描かれた時代によってその画風が変わっていく様が大変興味深いものでした。
個人的には、初期から中期あたりまでの静かな視線を投げかける美人画が気に入りました。
髪型やお歯黒の色合いなど、当時の流行を垣間見ることができたのも面白いと感じられました。

5.0

浮世絵の特徴もっと理解できた

外国人ですが、最近和の美に関心が深まって、関西のあたりの美術館や博物館を回ってる。肉眼で鑑賞できることは本当に素晴らしかった。一番面白いと思ったのは、江戸と他の地域の浮世絵の違うところだった。なんとかある絵を見ると、これは京都の美人だなあと思って、やっぱりそうだった。

4.0

行ってきました

元々浮世絵は好きなんですが肉筆?と思いました
でも行ってみて納得
とっても素敵でした
あと当時の女性が身につけてた装身具も展示されてて
より身近に感じわかりやすかったです

4.0

描線

美人画は浮世絵の醍醐味のひとつだと思いますが、これまで版画作品しか見てこなかった気がします。肉の浮世絵は筆版画に比べて描線が柔らかく、特に美人画に似合う作品群でした。江戸初期と中後期で、ポージングに派手さ、バリエーションが増えるなど、歴史的な変化も確認できて、大変勉強になる展覧会でした。ありがとうございました。

5.0

盛り沢山

北斎、広重、国芳ら…
浮世絵師「直筆」の肉筆浮世絵。

肉筆で描かれた、衣装の模様や色の濃淡
髪型や髪の毛など…
刷られた版画の浮世絵とは全く違う。
とても見応えアリ!

北斎の「日・龍・月」
かっこよかったー。

基本的に斜めから描かれる美人画。
その中に、正面向いた顔があって
密かにジワる。

-

美についてかんがえさせられた。いつのじだいも美にはきょうみがあるものなんだなとおもった。むかしの美とげんだいの美はちがうこともあるけれどおもしろい。

5.0

立ち姿にうっとり

浮世絵が表装され掛け軸になって、1点ずつガラスケースに納めて壁に展示されているので、間近で細部までじっくり見ることができます。
輪郭や顔だち髪の1本1本までがたおやかな線で描かれています。着物や帯の線は太く確かで流れるように美しいです。
ほんとに立ち姿が美しくて当時の女性でも憧憬の念を抱いたことでしょうね。
日本髪の髪結いスタイル(30種類近く?)の展示や簪などの装飾品もあり、美しいものを纏ったり眺めたりする気持ちは今も昔も同じですね。

5.0

美人画を堪能

作品数の多さにびっくり!
じっくり、楽しく見させて頂きました。

美人画がたくさん展示してあり、またそれぞれの顔立ちで当時の美人の特徴が見られて楽しかった。
比較的あとの時代の作品の女性は二重になっていたり、足が長く描かれて、美人の定義の変化が伺える。

着物の合わせ方やデザインも今とは違くて勉強になりました。

また当時の女性の髪型が詳しく展示してあり面白かった。

肉筆ということで貴重な絵を鑑賞する事ができて有り難く思いました。

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出展作品・関連画像IMAGES

溪斎英泉「立ち美人」

月岡雪鼎「遊女」

宮川長春「立ち美人」

歌川国芳「縁台美人」

葛飾北斎「日・龍・月」

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