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ギャラリートークに参加して、"unbilt"な建築は決して"imposible"でない⁉
「建築」の展覧会となると、模型、ドローイング、図面、動画など、全くの素人にはイマイチ分からないのです。標題の「インポッシブル・アーキテクチャー」の「インポッシブル」に黄色で”取り消し線”があるのが気になります。「コロナウィルス」も気になりながらも、夕方からのギャラリートークに参加してきました。お話が分かるようにと先に展示場を回ってから参加。私の様なド素人は少なく、建築を学ぶ学生さんなのか?若い方も多いし、専門家の方も多いようにお見受けしました。お話を伺うと面白いのです。20世紀以降様々な理由により「アンビルト」となった建築物は、「アンビルト」であったけれど、時代が受け入れがたかった?のか。実現不可能な建築物ではなく、決して「インポッシブル」ではなかったはず。こんな建築実際に視て観たかったと思うことしばしば。「アンビルト」建築、その一番身近なケースがザハ・ハリドの「新国立競技場」!ハリドの建築物は「構造と意匠」が合体している。目の前に展開されるハリドの「新国立競技場」の風景を目の前にすると、この建築を葬り去った「うーん、あの騒動は何だったのか?」考えざるを得ない。