インポッシブル・アーキテクチャー
建築家たちの夢

国立国際美術館

  • 開催期間:2020年1月7日(火)~2020年2月28日(金)
  • クリップ数:10 件
  • 感想・評価:2 件
インポッシブル・アーキテクチャー ―建築家たちの夢 国立国際美術館-1
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映像制作:長倉威彦《ウラジーミル・タトリン、第3 インターナショナル記念塔》CG 映像 1998 年
ヤーコフ・チェルニホフ 書籍『建築ファンタジー 101 のカラー・コンポジション、101 の建築小図』より 挿図 1933 年 個人蔵
ブルーノ・タウト《生駒山嶺小都市計画、遠望図、1933 年12 月》1933 年 大和文華館蔵
制作監修:瀧澤眞弓《瀧澤眞弓、山の家、模型》1986 年 個人蔵
村田豊《ソビエト青少年スポーツ施設》模型写真 1972 年頃 村田あが蔵
安藤忠雄《中之島プロジェクトⅡ―アーバンエッグ(計画案)公会堂、断面図》1988 年 ギャラリー ときの忘れもの蔵
藤本壮介《べトンハラ・ウォーターフロント・センター設計競技1等案》CG 画像 2012 年
マーク・フォスター・ゲージ《ヘルシンキ・グッゲンハイム美術館》CG 映像 2014 年 映像提供:マーク・フォスター・ゲージ・アーキテクツ
山口晃《都庁本案圖》(会田誠提案による)2018 年 個人蔵 撮影:宮島径
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイディアが数多く存在しています。

未来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制約によって実施できなかった建築、実現よりも既存の制度に対して批評精神を打ち出す点に主眼を置いた提案など、いわゆるアンビルト/未完の建築には、作者の夢や思考がより直接的に表現されているはずです。

この展覧会は、20世紀以降の国外、国内のアンビルトの建築に焦点をあて、それらを仮に「インポッシブル・アーキテクチャー」と称しています。

ここでの「インポッシブル」という言葉は、単に建築構想がラディカルで無理難題であるがゆえの「不可能」を意味しません。言うまでもなく、不可能に眼を向ければ、同時に可能性の境界を問うことにも繋がります。

建築の不可能性に焦点をあてることによって、逆説的にも建築における極限の可能性や豊饒な潜在力が浮かび上がってくる――それこそが、この展覧会のねらいです。

約40人の建築家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」を、図面、模型、関連資料などを通して読み解きながら、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。

◆ 出品予定作家
会田誠、安藤忠雄、荒川修作+マドリン・ギンズ、アーキグラム、ヤーコフ・チェルニホフ、ヨナ・フリードマン、藤本壮介、マーク・フォスター・ゲージ、ピエール=ジャン・ジルー、ザハ・ハディド・アーキテクツ+設計JV、ジョン・ヘイダック、ハンス・ホライン、石上純也、磯崎新、川喜田煉七郎、菊竹清訓、レム・コールハース/OMA、黒川紀章、ダニエル・リベスキンド、前川國男、カジミール・マレーヴィチ、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、村田豊、長倉威彦、コンスタン(コンスタン・ニーヴェンホイス)、岡本太郎、セドリック・プライス、エットレ・ソットサス、スーパースタジオ、瀧澤眞弓、ウラジーミル・タトリン、ブルーノ・タウト、ジュゼッペ・テラーニ、山口晃、山口文象(岡村蚊象)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2020年1月7日(火)~2020年2月28日(金)
  • ※3月15日(日)までの開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、会期が変更(2月28日(金)まで)となりました。
会場 国立国際美術館 Google Map
住所 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※金曜・土曜は20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日 月曜日 
※ただし、1月13日(月・祝)、2月24日(月・休)は開館し、翌日休館
観覧料 一般 900円(600円)
大学生 500円(250円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金 
    ※高校生以下・18歳未満無料(要証明)
    ※心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明) 
    ※本料金でコレクション展も観覧できます
    ※夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00~20:00)
    一般 700円
    大学生 400円
TEL06-6447-4680 (代)
URLhttps://www.nmao.go.jp/

国立国際美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

ギャラリートークに参加して、"unbilt"な建築は決して"imposible"でない⁉

「建築」の展覧会となると、模型、ドローイング、図面、動画など、全くの素人にはイマイチ分からないのです。標題の「インポッシブル・アーキテクチャー」の「インポッシブル」に黄色で”取り消し線”があるのが気になります。「コロナウィルス」も気になりながらも、夕方からのギャラリートークに参加してきました。お話が分かるようにと先に展示場を回ってから参加。私の様なド素人は少なく、建築を学ぶ学生さんなのか?若い方も多いし、専門家の方も多いようにお見受けしました。お話を伺うと面白いのです。20世紀以降様々な理由により「アンビルト」となった建築物は、「アンビルト」であったけれど、時代が受け入れがたかった?のか。実現不可能な建築物ではなく、決して「インポッシブル」ではなかったはず。こんな建築実際に視て観たかったと思うことしばしば。「アンビルト」建築、その一番身近なケースがザハ・ハリドの「新国立競技場」!ハリドの建築物は「構造と意匠」が合体している。目の前に展開されるハリドの「新国立競技場」の風景を目の前にすると、この建築を葬り去った「うーん、あの騒動は何だったのか?」考えざるを得ない。

THANKS!をクリックしたユーザー
みほぽんさん

4.0

エネルギーが凍結した建築群の展示

主に1950年以降の建築を取り上げていて、技術的、社会的に成立しなかった建築が多かった印象で、ザハの新国立競技場は、建築可能であった作品として取り上げられていて、タイトルに横線が引かれているのは、この展覧会でザハ案への思いが強いような印象を受けた。建築関係者は絶対見ておくべき展覧会。

THANKS!をクリックしたユーザー
みほぽんさん、morinousagisanさん

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映像制作:長倉威彦《ウラジーミル・タトリン、第3 インターナショナル記念塔》CG 映像 1998 年

ヤーコフ・チェルニホフ 書籍『建築ファンタジー 101 のカラー・コンポジション、101 の建築小図』より 挿図 1933 年 個人蔵

ブルーノ・タウト《生駒山嶺小都市計画、遠望図、1933 年12 月》1933 年 大和文華館蔵

制作監修:瀧澤眞弓《瀧澤眞弓、山の家、模型》1986 年 個人蔵

村田豊《ソビエト青少年スポーツ施設》模型写真 1972 年頃 村田あが蔵

安藤忠雄《中之島プロジェクトⅡ―アーバンエッグ(計画案)公会堂、断面図》1988 年 ギャラリー ときの忘れもの蔵

藤本壮介《べトンハラ・ウォーターフロント・センター設計競技1等案》CG 画像 2012 年

マーク・フォスター・ゲージ《ヘルシンキ・グッゲンハイム美術館》CG 映像 2014 年 映像提供:マーク・フォスター・ゲージ・アーキテクツ

山口晃《都庁本案圖》(会田誠提案による)2018 年 個人蔵 撮影:宮島径

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