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少々難解...
晶文社が刊行する書籍は気になるものが多く好きな出版社の一つ。愉しみにしていた展覧会だったが少々難解さを感じる展示に思えた。モリスのユートピア思想をある程度でも把握していなければ(把握は観覧後でもよいのかもしれないが...)、当展覧会だけを観ても氏の目指したユートピアについてもあまりピンとくることなく観終えてしまうように思う。どういった書籍を世に送り出したかやどれだけ人望が厚かったかなどについては判りやすく構成されている。
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編集者にしてウィリアム・モリス研究家の小野二郎(1929-1982)が生涯を通して追い求めたテーマがユートピアの思想でした。
弘文堂の編集者を経て、1960年には仲間と晶文社を設立、平野甲賀の装幀による本が出版社の顔となります。一方では明治大学教授として英文学を講じる教育者でもありました。
晩年には飛騨高山の高山建築学校でモリスの思想を説き、そこに集った石山修武ら建築家に大きな影響を与えました。
W・モリス、晶文社、高山建築学校の3部構成で小野二郎の“ユートピア”を探ります。
会期 |
2019年4月27日(土)~2019年6月23日(日)
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会場 |
世田谷美術館
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住所 | 東京都世田谷区砧公園1-2 |
時間 | 10:00~18:00 |
休館日 |
月曜日 5月7日(火) ※ただし、4月29日(月・祝)から 5月6日(月・振替休日)までは開館 |
観覧料 | 一般 1000円(800円) 65歳以上 800円(600円) 大高生 800円(600円) 中小生 500円(300円)
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TEL | ハローダイヤル:050-5541-8600 |
URL | https://www.setagayaartmuseum.or.jp/ |
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晶文社が刊行する書籍は気になるものが多く好きな出版社の一つ。愉しみにしていた展覧会だったが少々難解さを感じる展示に思えた。モリスのユートピア思想をある程度でも把握していなければ(把握は観覧後でもよいのかもしれないが...)、当展覧会だけを観ても氏の目指したユートピアについてもあまりピンとくることなく観終えてしまうように思う。どういった書籍を世に送り出したかやどれだけ人望が厚かったかなどについては判りやすく構成されている。
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GWを利用し、天気が悪かったですが行って参りました。GWなのでどうかな、と思いましたが、かなり空いていました。内容がやや難しく思えて敬遠する人が多いのかも。小野二郎氏の関連ですので、、展示は本が多く、絵画はほとんどなし。観覧する人も少なく、ストレスなく見ることが出来ます。ただ、全体的にやや散漫な感じもありました。この美術館は世田谷区に住んでいたときはよく来たのですが、引っ越してからは交通の便が悪くてあまり行きません。そのかわり環境は良く、特にこの展覧会は静かに見ることができると思います。
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