歌川国芳 ―父の画業と娘たち

太田記念美術館

  • 開催期間:2019年10月4日(金)~2019年10月27日(日)
  • クリップ数:17 件
  • 感想・評価:3 件
歌川国芳 ―父の画業と娘たち 太田記念美術館-1
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歌川国芳「相馬の古内裏」(個人蔵)
歌川国芳「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」(個人蔵)
歌川国芳・歌川芳鳥「東都流行三十六会席 向島 葱売宿直之介」(個人蔵)
歌川芳鳥「武具尽両面合」(太田記念美術館藏)
歌川芳女「五節句の内 三節の見立 新材木町 新乗物町」(個人蔵)
歌川国芳「通俗水滸傳豪傑百八人之壹人 浪裡白跳張順」(太田記念美術館蔵)
歌川国芳「東都三ツ股の図」(個人蔵)
歌川国芳「荷宝蔵壁のむだ書」(太田記念美術館蔵)
歌川国芳「江都勝景中洲より三つまた永代ばしを見る図」(個人蔵)
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

近年、人気が急上昇している歌川国芳。水滸伝の豪傑や巨大な骸骨を描いた迫力あふれる武者絵や、西洋画の表現を取り入れた風景画、さらにはユーモアたっぷりな筆致で描いた戯画など、代表作を含めた約80点の作品を紹介します。年代順に紹介しますので、国芳の画業の変遷を、時代背景と共に鑑賞することができます。

歌川国芳の娘たちも浮世絵師だった!
浮世絵師の娘と言えば、葛飾北斎の娘である葛飾応為(お栄)が有名でしょう。しかしながら、浮世絵師の娘が絵師の仕事をしているというのは、応為だけではありません。

実は、歌川国芳には2人の娘がおり、それぞれ芳鳥(よしとり)、芳女(よしじょ)という画号で浮世絵を描く仕事をしていました。残された点数はわずかですが、2人の娘たちの画業についても紹介します。

浮世絵の歴史を深く学ぶ #秋の歌川派フェスタ
太田記念美術館では、9月には国芳の師匠である歌川豊国の展覧会を、11・12月には国芳の門人である月岡芳年とその弟子たちを含めた明治の浮世絵師たちの展覧会を開催します。

これらの3つの展覧会を通してご覧いただくことで、豊国―国芳―芳年といった歌川派の系譜をたどることができます。

また、歌川派について掘り下げる特別講演会や若手研究者講演会も開催します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年10月4日(金)~2019年10月27日(日)
会場 太田記念美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区神宮前1-10-10
時間 10:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 10月7日、15日、21日
観覧料 一般 700円
大高生 500円
中学生以下 無料
  • ※中学生以上の学生は学生証を要提示
    ※団体(10名以上)は1名あたり100円引き(一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください)
    ※障害者手帳提示で本人と付添い1名100円引き
    ※その他各種割引についてはお問い合わせください
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル) 
URLhttp://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

太田記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

太田記念美術館 太田記念美術館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ 学芸員によるスライドトーク
展覧会の見どころを担当学芸員が解説します。
日時:2019年10月8日(火)14:00
2019年10月18日(金)14:00
会場:太田記念美術館 視聴覚室(B1)
参加方法:申込不要 参加無料(要入場券)

◆ 特別講演会
「国芳の娘たち -芳鳥・芳女の生涯と画業」
日時:10月14日(月・祝) 14:00~15:30
講師:日野原健司(太田記念美術館主席学芸員)
会場:太田記念美術館 視聴覚室(B1)
定員:100名
参加方法:当日10:45よりB1視聴覚室前にて整理券配布(お1人1枚。当日入館券またはパスポート会員証を要提示)
参加無料(要入場券)

◆ 若手研究者講演会
「初代豊国門下の中堅三羽烏 -国安・国丸・国直について-」
日時:10月5日(土) 14:00~15:30
講師:兼松藍子(藤沢市藤澤浮世絵館学芸員)
会場:太田記念美術館 視聴覚室(B1)
参加方法:申込不要 参加無料(要入場券)

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

国芳ワールド

歌川国芳の作品が初期から晩年まで年代順に展示されています。
水滸伝、美人画、役者絵、三枚続きの作品から風刺画まで見応えある作品ばかりそろっています。国芳さん、何でも描ける人なんだと改めて感動。
国芳を知らない人でもこの展覧会を見れば国芳という人物を知る事が出来ると思います。
国芳さん自身の描かれている作品もあります。恥ずかしがりやだったのか、顔は隠されていますが…。
また、国芳の娘たち、芳鳥、芳女の描いた作品も見られます。
見所が多く楽しめました。

4.0

さすが老舗浮世絵美術館の展示、切口

若沖同様、人気の国芳展は珍しくありませんが、出世作水滸伝以前、初期作品(これが良い)、校合摺、絵師であった国芳の2人の娘の作品、歌川派の女流絵師までおさえて展示と見所多いです。勿論武者絵、風景画、風刺画の代表的作品も多数展示されております。

  • 0
  • BY TK

5.0

いつもながらの国芳だけではない!!

国芳といえば猫好き、役者絵、美人画などなどいつも通りの安定の作品群が並んでいます。
が、今回はちょっと違た趣向のものもあり!!なんと二人の娘さんが手伝って描いたというものも展示されています。主には国芳が描いた作品のコマ絵が娘さん、というものが多いのですが、なんとその時の年齢が、二人とも10代だとか!!そのころから親譲りの素晴らしい才能をお持ちだったのだな、と感動!
じつは娘さんが単独で描いた作品はとても少ないのだそうですが、なんと今回、その作品も展示されています!
これは浮世絵好きの方は必見!!な展覧会です!!

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シンディさん

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