フェルメール展

大阪市立美術館

  • 開催期間:2019年2月16日(土)~2019年5月12日(日)
  • クリップ数:22 件
  • 感想・評価:8 件
フェルメール展 大阪市立美術館-1
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ヨハネス・フェルメール 《取り持ち女》 1656年 油彩・カンヴァス 143x130cm ドレスデン国立古典絵画館
bpk / Staatliche Kunstsammlungen Dresden / Herbert Boswank / distributed by AMF
ヨハネス・フェルメール 《恋文》 1669-1670年頃 油彩・カンヴァス 44×38.5cm アムステルダム 国立美術館
Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1893
ヨハネス・フェルメール 《マルタとマリアの家のキリスト》 1654-1655年頃 油彩・カンヴァス 158.5×141.5cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー
National Galleries of Scotland, Edinburgh. Presented by the sons of W A Coats in memory of their father 1927
ヨハネス・フェルメール 1662-1663年頃 油彩・カンヴァス 51.4×45.7cm メトロポリタン美術館
Lent by the Metropolitan Museum of Art, Bequest of Collis P. Huntington, 1900(25.110.24).
Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY
ヨハネス・フェルメール 《手紙を書く女》 1665年頃 油彩・カンヴァス 45×39.9cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー
National Gallery of Art, Washington, Gift of Harry Waldron Havemeyer and Horace Havemeyer, Jr., in memory of their father, Horace Havemeyer, 1962.10.1
ヨハネス・フェルメール 《手紙を書く婦人と召使い》 1670-1671年頃 油彩・カンヴァス 71.1×60.5cm アイルランド・ナショナル・ギャラリー
Presented, Sir Alfred and Lady Beit, 1987 (Beit Collection) Photo © National Gallery of Ireland, Dublin NGI.4535
ヘラルト・ダウ 《本を読む老女》 1631-1632年頃 油彩・板 71.2×55.2cm アムステルダム 国立美術館
Rijksmuseum. A.H. Hoekwater Bequest, The Hague, 1912
ピーテル・デ・ホーホ 《人の居る裏庭》 1663-1665年頃 油彩・カンヴァス 60×45.7cm アムステルダム 国立美術館
Rijksmuseum. On loan from the City of Amsterdam (A. van der Hoop Bequest)
ハブリエル・メツー 《手紙を読む女》 1664-1666年頃 油彩・板 52.5×40.2cm アイルランド・ナショナル・ギャラリー
Presented, Sir Alfred and Lady Beit, 1987 (Beit Collection) Photo © National Gallery of Ireland, Dublin NGI.4537
ヤン・ステーン 《家族の情景》 1665-1675年頃 油彩・板 48.5×40cm アムステルダム 国立美術館
Rijksmuseum. On loan from the City of Amsterdam (A. van der Hoop Bequest)
フェルメール展 大阪市立美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)は現存する作品が35点ともいわれ、その希少性と神秘的な魅力から世界屈指の人気を誇っています。

平成12年に大阪市立美術館で開催した「フェルメールとその時代展」は、日本初のフェルメール展として約3か月間で60万人が来場し、フェルメールブームを本格化させるきっかけとなりました。

今回は日本初公開となる「取り持ち女」や、大阪展でのみ展示される「恋文」など、前回の5点を上回る6作品を展示します。

◎巡回情報
「フェルメール展」
開催美術館:上野の森美術館
開催期間:2018年10月5日(金)〜2019年2月3日(日)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年2月16日(土)~2019年5月12日(日)
  • ※会期中の展示替えはありません。
会場 大阪市立美術館 Google Map
住所 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
2月18日・25日、3月4日・11日・18日
※3月19日以降、無休で開館
観覧料 一般 1,800円(1,600円)
高大生 1,500円(1,300円)
  • ※( )内は、前売りおよび20名以上の団体料金
    ※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。要証明
    ※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です
    ※前売券は2019年2月15日(金)まで販売
TEL06-4301-7285 (大阪市総合コールセンター)
URLhttps://vermeer.osaka.jp/

大阪市立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

大阪市立美術館 大阪市立美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

フェルメール以外の画家もよかった

いや、実に良かったです。

これ!と言う画家は見つかりませんでしたが、皆気になる画家さんばかり。

ピーテル・サーンレダムの『ユトレヒトの聖母子教会の再西端』なんか、エッシャーを彷彿させる幾何学的な構図美と静謐さ、想像力をかき立てられるストーリー性を秘めていて、モロ私好み。

ヘンドリック・テル・ブリュッヘンの『東方三博士(マギ)の礼拝』は幼子イエスを美化せず、リアルに書いており、後光も無く、むしろ嬰児特有の不気味さを感じるほど。

他にも、ウサギの毛並み、老人の皮膚、魚のぬめり感など見事に表現された画家達の素晴らしい絵の数々。フェルメールが来ていなくても十分堪能できる美術展です。

そしていよいよ、フェルメールとのご対面。

大阪展にご来場戴いたフェルメールは6点。中でも『取り持ち女』はドレスデンのアルテ・マイスター絵画館門外不出と言われた作品。日本でしかも大阪で観られるのは奇跡に近い。

フェルメールらしからぬ作品で、フェルメールが自身の作風を確立する上で「研究と模索」を試している時期の作品では無いかという説も。

また、サインと製作年が書かれている数少ない作品で、左側のこちらを見ている男性はフェルメール自身では無いか。。とも言われています。



他にも、幾たびかの盗難に遭った『恋文』、同じく誘拐された『手紙を書く婦人と召使い』など。

流石はフェルメール。ダリが「自分の右腕と引き換えても、彼が描いている所を観てみたい」とかたり、最高の画家と称しているだけの事はあります。

欲を言えば、東京展でしか観ること出来なかった『牛乳を注ぐ女』や『紳士とワインを飲む女』

とかも観たかったなー。特に『牛乳を注ぐ女』。だって今回の作品はフェルメールブルーがほとんど無いんだもの。



そう思うと、5年前に神戸に来た『真珠の耳飾りの女』も観ておけば良かった・・

これからはフェルメールも要チェックだな。心の中で好きな画家にランクアップされました。

5.0

フェルメール以外の作品も素晴らしかったです

「真珠の耳飾りの少女」や「牛乳を注ぐ女」などの作品で有名なフェルメールですが、今回メインの「恋文」は人物の表情がとても生き生きとしていて美しく、先に挙げた2作品に劣らない代表的な作品であると言えると感じました。またフェルメールだけでなく彼が影響を受けた画家、影響を与えた画家の作品も見ることができ、とても良い体験になりました。

5.0

さすがフェルメール

静謐な世界にウットリ。
光りの使い方がキレイ。
さすが光りの魔術師!

日本初公開の「取り持ち女」
フェルメール初期作の1つで、はじめて描いた風俗画らしい。
みんなそれお目当て。人多かった。

THANKS!をクリックしたユーザー
rietarouさん

5.0

会期ギリギリ

ギリギリになってようやく時間がとれました。
フェルメールは勿論ですが、同時代のオランダ画家の作品も見ごたえがあり、
作品点数が少ない事もあり、来館者が多い割にはゆっくりと見ることができました。
大変良い展覧会でした。

3.0

念の為フェルメールも。

フェルメール、混んでます!
GWは最高潮に達するでしょう。午後遅くが良いと思います。

フェルメールとその周辺画家が出品されていますが、抱き合わせというか
玉石混交というか大したことない作品も結構多いです。

終盤にフェルメール2点ずつ展示した部屋が3つ続きます。
2重3重の列ではありますがちょっと待てば最前列で鑑賞可能です。
《手紙を書く婦人と召使い》《恋文》が好みです。
メツーも最高!

再入場不可で、館内にはお手洗いあります。
フェルメール展のチケットで中国絵画の常設も楽しめます。

5.0

中世オランダ絵画の世界

フェルメール、と構えて行ったのですが、土曜日の割にはそこまで混んではいませんでした。もっと大行列で人の頭を見る感じかと覚悟しましたが、順路が決められてもおらず、好きなところから見ることができました。

寡作のフェルメール6点と、中世オランダの画家の絵が並び、名前は知らないけれど、目を惹く絵画もいくつかありました。
レンブラントに影響を受けている画家が何人かいたのが印象的で、フェルメールの作品にもそれが見られるとのこと。人物画から風景画まで、光と影の絵画を時間をかけて楽しむことができました。

フェルメールが作り込んだ世界に描かれた人々には、見る者のイマジネーションに委ねる空白の時のようなものがあり、それを知りたくて幾度も絵の前を往復してしまいました。

フェルメール以外の画家の作品がほとんどの展覧会ではありますが、テーマ別に部屋が区切られ、見やすく楽しめる展覧会になっていると思います。ぜひ来館をお勧めします。

5.0

鮮やかな冒険

東京では大きな展示室内にまとめて展示されていましたが、大阪展では二作ずつ分けての展示でした。
ハブリエル・メツーなどの画家も丁寧で好感が持てますが、やはりフェルメールの繊細さは、特に比較的小さな作品に発揮されているように個人的には思えるのですが、別格の絶品でした。ある時代のある人間のありかたを、ここでは海運で栄えた国家のある街のある部屋の女性ですが、その実在はどうあれ、描いた光と影を時間を忘れて眺めました。画布のうえに置かれたほんの少しの白い点や線が、光による視覚の冒険だった頃が確かにあるのです。

5.0

フェルメールが大阪に!

フェルメールを大阪で見ることが出来て観劇、感動。
この人生で見るのは最後かもしれないと思って目に焼き付けました。
人が多いのは覚悟していましたが、やはり多かったです。しかし人ごみにもまれても見る価値はある!と思います。

THANKS!をクリックしたユーザー
TomTさん

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出展作品・関連画像IMAGES

ヨハネス・フェルメール 《取り持ち女》 1656年 油彩・カンヴァス 143x130cm ドレスデン国立古典絵画館
bpk / Staatliche Kunstsammlungen Dresden / Herbert Boswank / distributed by AMF

ヨハネス・フェルメール 《恋文》 1669-1670年頃 油彩・カンヴァス 44×38.5cm アムステルダム 国立美術館
Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1893

ヨハネス・フェルメール 《マルタとマリアの家のキリスト》 1654-1655年頃 油彩・カンヴァス 158.5×141.5cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー
National Galleries of Scotland, Edinburgh. Presented by the sons of W A Coats in memory of their father 1927

ヨハネス・フェルメール 1662-1663年頃 油彩・カンヴァス 51.4×45.7cm メトロポリタン美術館
Lent by the Metropolitan Museum of Art, Bequest of Collis P. Huntington, 1900(25.110.24).
Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY

ヨハネス・フェルメール 《手紙を書く女》 1665年頃 油彩・カンヴァス 45×39.9cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー
National Gallery of Art, Washington, Gift of Harry Waldron Havemeyer and Horace Havemeyer, Jr., in memory of their father, Horace Havemeyer, 1962.10.1

ヨハネス・フェルメール 《手紙を書く婦人と召使い》 1670-1671年頃 油彩・カンヴァス 71.1×60.5cm アイルランド・ナショナル・ギャラリー
Presented, Sir Alfred and Lady Beit, 1987 (Beit Collection) Photo © National Gallery of Ireland, Dublin NGI.4535

ヘラルト・ダウ 《本を読む老女》 1631-1632年頃 油彩・板 71.2×55.2cm アムステルダム 国立美術館
Rijksmuseum. A.H. Hoekwater Bequest, The Hague, 1912

ピーテル・デ・ホーホ 《人の居る裏庭》 1663-1665年頃 油彩・カンヴァス 60×45.7cm アムステルダム 国立美術館
Rijksmuseum. On loan from the City of Amsterdam (A. van der Hoop Bequest)

ハブリエル・メツー 《手紙を読む女》 1664-1666年頃 油彩・板 52.5×40.2cm アイルランド・ナショナル・ギャラリー
Presented, Sir Alfred and Lady Beit, 1987 (Beit Collection) Photo © National Gallery of Ireland, Dublin NGI.4537

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