ラファエル前派の軌跡展
ターナー、ラスキンからロセッティ、
バーン=ジョーンズ、モリスまで

あべのハルカス美術館

  • 開催期間:2019年10月5日(土)~2019年12月15日(日)
  • クリップ数:11 件
  • 感想・評価:3 件
ラファエル前派の軌跡展 ターナー、ラスキンからロセッティ、バーン=ジョーンズ、モリスまで あべのハルカス美術館-1
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ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《シビュラ・パルミフェラ》1865-70年頃、リヴァプール国立美術館、レディ・リーヴァー・アート・ギャラリー © National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery, Port Sunlight
ジョゼフ・マラード・ウィリアム・ターナー《カレの砂浜―引き潮時の餌採り》1830年、ベリ美術館 © Bury Art Museum, Greater Manchester, UK
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《ムネーモシューネー(記憶の女神)》、1876-81年、デラウェア美術館 © Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935
ジョン・エヴァレット・ミレイ《滝》1853年、デラウェア美術館 © Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935
ウィリアム・ヘンリー・ハント《ヨーロッパカヤクグリ(イワヒバリ属)の巣》1840年頃、ベリ美術館 © Bury Art Museum, Greater Manchester, UK
フレデリック・レイトン《母と子(サクランボ)》1864-65年頃、ブラックバーン美術館 © Blackburn Museum and Art Gallery
エドワード・バーン=ジョーンズ《慈悲深き騎士》1863年、バーミンガム市美術博物館 © Birmingham Museum Trust on behalf of Birmingham City Council
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

「皆が分かち合えない芸術に何の意味があろう」

イギリスの美術評論家ジョン・ラスキン(1819-1900)の信念は、風景画を刷新したターナーや、旧来のアカデミズムからはずれた若い芸術家たちを擁護し、さらに、世界規模で広がるアーツ&クラフツ運動の芽生えを促しました。

本展では、ラスキンをめぐるロセッティ、ミレイ、バーン=ジョーンズ、モリスらの絵画や貴重な書籍、家具、ステンドグラ ス、タピストリーなど約150点により、「ラファエル前派」の誕生から共同作業、交友、その展開へと至る流れを一望のもとにたどります。

◆ ラファエル前派(ぜんぱ)とは?
1848年イギリスの画学生らを中心に結成された同盟およびその運動のこと。彼らは美術学校で採られていた、イタリア・ルネサンスの巨匠ラファエロ(英語名はラファエル)に倣うべしという方針に不満をもち、ラファエロより前の時代の表現を目指そうと、「ラファエル前派」を名乗りました。伝統に反旗を翻したことで激しく批判された同盟のメンバーたち。彼らを窮地から救おうとしたのが美術評論家ラスキンでした。

◆ 展覧会のみどころ
(1)ラスキン生誕200年を記念して
自然をありのままに描くことを説いた美術批評家ラスキン。 本展では、ラスキンが敬愛したターナーから、ラスキン自身の作品、そしてその影響を受けたラファエル前派の誕生と展開までを一望します。

(2)周縁と第二世代もご紹介
ラファエル前派同盟の主要なメンバーだけではなく、理想を共有していた周縁の画家と、第二世代と呼ばれる追随者も紹介。同じ影響下にありつつもそれぞれに個性的な作品を出品します。

(3)ドラマティックな人間模様
ラスキンの教えに忠実であると同時にラファエル前派同盟崩壊を予感させるミレイの《滝》や、モデルとの関係が気になるロセッティの美しい女性像の数々もお見逃しなく。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年10月5日(土)~2019年12月15日(日)
会場 あべのハルカス美術館 Google Map
住所 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
時間 10:00~20:00 (最終入場時間 19:30)
  • 月土日祝/10:00~18:00(最終入場時間 17:30)
休館日 10月7日(月)、10月21日(月)、10月28日(月)
観覧料 一般 1,500円(1,300円)
大高生 1,100円(900円)
中小生 500円(300円)
  • ※( )内は前売・団体15名様以上料金
    ※前売ペア券 一般のみ2,400円、1枚ずつでも使用可
    ※前売券/前売ペア券は10月4日(金)まで販売
    ※障がい者手帳をお持ちの方は、美術館チケットカウンターで購入した本人と付き添いの方1名まで当日料金の半額
    ※本展観覧券(半券可)の提示で、特別展「仏像 中国・日本」[2019年10月12日(土)~12月8日(日)、大阪市立美術館]の当日券を100円引きで購入できます(1枚につきお一人様1回限り有効、ほかの割引券との併用不可)
TEL06-4399-9050 (あべのハルカス美術館)
URLhttps://prb2019.jp/

あべのハルカス美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

あべのハルカス美術館 あべのハルカス美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

ターナーからモリスまで。

ラファエル前派の画家だけでなく、その前後や周辺の画家の作品も多く出品されています。
評論家というイメージの強いラスキンの素描がまとまって展示されていたり、日本でも人気のウィリアム・モリス(モリス商会)の家具やテキスタイルも展示されていて、様々な角度からラファエル前派を知ることができました。

この展覧会の「登場人物たち(画家やモデルなど)」の人間関係が実に興味深く、入り口すぐのパネルや出品リストに、イラスト付きで人物相関図が載っています。「ラファエル前派は人間関係にも注目してね」という美術館側の気持ちの表れではないでしょうか。人物相関図を確認しながら鑑賞していると、作品がまた違った見え方をしてくるので面白いです。

5.0

とにかく画力がすごい

ラファエル前派といえば、個人的のロセッテイのイメージが一人勝ちでしたが
ターナーやラスキン、ミレイといった人たちもそういえばそうでした。

今回は、ミレイやロセッテイをはじめとして、写真撮影OKコーナーが。
写真を撮ることに夢中になりすぎて鑑賞を忘れるほど。
一通り撮ってからじっくり鑑賞させてもらいました。

ラスキンの絵を見る機会があまりなかったのですが、画力が半端有りません。
で、さらにその上を行くのが、ミレイ。この師弟・・侮れん。

画力と人間関係がものすごいラファエル前派。
あまり詳しくなかったのですが、俄然知りたくなってきました。

2.0

ラファエロ前派展ではなく、「軌跡展」です。

Instagram向けにあべのハルカス美術館でも最近は撮影OKの展示がある。ラファエロ前派の理論的支柱となったラスキンの生誕200年記念もあり彼の著作集『現代画家論』がこの展覧会の軸になりそうです。ラファエロ前派は人間関係がちょっと込み入ってますよね。その辺は作品リストの「人物相関図」も参考になります。ターナーを擁護しながら、ホイッスラーはあかんとはラスキンさんどうなのかしら?と思いながら。モリス好きが多いので、モリスをもっと前面に出してもよかったのでは?

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出展作品・関連画像IMAGES

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《シビュラ・パルミフェラ》1865-70年頃、リヴァプール国立美術館、レディ・リーヴァー・アート・ギャラリー © National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery, Port Sunlight

ジョゼフ・マラード・ウィリアム・ターナー《カレの砂浜―引き潮時の餌採り》1830年、ベリ美術館 © Bury Art Museum, Greater Manchester, UK

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《ムネーモシューネー(記憶の女神)》、1876-81年、デラウェア美術館 © Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935

ジョン・エヴァレット・ミレイ《滝》1853年、デラウェア美術館 © Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935

ウィリアム・ヘンリー・ハント《ヨーロッパカヤクグリ(イワヒバリ属)の巣》1840年頃、ベリ美術館 © Bury Art Museum, Greater Manchester, UK

フレデリック・レイトン《母と子(サクランボ)》1864-65年頃、ブラックバーン美術館 © Blackburn Museum and Art Gallery

エドワード・バーン=ジョーンズ《慈悲深き騎士》1863年、バーミンガム市美術博物館 © Birmingham Museum Trust on behalf of Birmingham City Council

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