4.0
扇子の変遷が見れて興味深いです
扇と扇子の違い、扇子の変遷が見れて興味深かった
サントリー美術館はゆっくりと鑑賞できるので好きな場所です
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「扇」は、日本で生まれ発展したものです。その起源は詳らかではありませんが、早く10世紀末には中国や朝鮮半島に特産品としてもたらされ、中国の文献には、それまで一般的だった団扇と区別して、折り畳む意味の「摺」の字をあてた「摺扇」「摺畳扇」や、「倭扇」などと登場します。
すなわち、扇が日本のオリジナルであったことを物語っています。
宗教祭祀や日常生活での用具としてだけでなく、気分や場所、季節に応じて取りかえ携帯できる扇は、貴賤を問わずいつでもどこでも楽しめる、最も身近な美術品でした。
和歌や絵が施された扇は、贈答品として大量に流通し、また、人と人をつなぐコミュニケーション・ツールの役割も担いました。
さらに扇は、屛風や巻物、そして工芸や染織などとも結びついて、多彩な作品を生み出していきます。あらゆるジャンル、あらゆる流派と交わる扇には、日本人が求めた美のエッセンスが凝縮されているのです。
本展では、日本人が愛した「扇」をめぐる美の世界を、幅広い時代と視点からご紹介します。手中の扇がひらひら翻るたび表情を変えるように、「扇」の多面的な世界をお楽しみください。
会期 |
2018年11月28日(水)~2019年1月20日(日)
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会場 | サントリー美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
火曜日 ※1月15日は18:00まで開館 ※12月30日(日)~1月1日(火・祝)は年末年始のため休館 |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 大学・高校生 1,000円(800円)
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TEL | 03-3479-8600 |
URL | https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_5 |
4.0
扇と扇子の違い、扇子の変遷が見れて興味深かった
サントリー美術館はゆっくりと鑑賞できるので好きな場所です
4.0
日本発祥であろうアイテム扇。日本文化の象徴としての扇。なかなか見ものの素晴らしい作品が沢山出品されていて良いのですが、まあ地味です。二度とも空いていました。
「せんすがいいね」のコピーはちょっとないでしょう。
小さい扇子の中に展開される世界を見るには、単眼鏡なりのアイテムは必須です。
5.0
とっても素晴らしい!の一言です。
日本人なら」扇子や扇はだれでも一度は手にしているとおもいますが、発掘された素晴らしいものも含めて、遠い昔から日本人の心に根差したものだったことがうかがえます。
美しい装飾、扇としての実用性とともに飾るため、献上するためだけに作られたものもあり、どれもこれもじっくり楽しめます。
細かい部分が多いため、ぜひ単眼鏡を持参されることをオススメします。
すべてが細かいため、3時間くらいはかかるかも・・・ゆっくり時間を取って楽しみたい展覧会です。
5.0
最終展示替え後再再訪。
三が日でも相変わらず空いてる・・・すごく良い展示なのに残念。
河鍋暁斎の扇面がクールでかっこいい。
会期末までもう一回くらい来ようと思います。
とってもステキな展覧会ですよ~。
(2019-01-07追記)
2週間限定出品の国宝が展示されるタイミングで再訪。
確かに醍醐寺に較べれば国宝仏像などの目玉出品作が無いので
やや地味めで渋めな展覧会との印象はあまり変わりませんが
これはなかなかジワジワ来る好展覧会という感想に改めはじめました。
サントリー美術館の企画展はやはりメンバーズありきなのですね。
会期中何回か通ってこそ良さが分かってきます。
学芸員の企画力の高さ巧さが伝わってくる素晴らしい展覧会。
何より空いているので鑑賞にはとっても良い環境!
12/26から大幅展示替え、また伺います。
(2018-12-25追記)
扇の国、なかなか良かったです。
扇一本で大丈夫かなぁとは思っていましたが、見応えありました。
欲しいと思ったのはやはり江戸絵画の絵師の扇群。
長沢芦雪の熨斗昆布がなんだコレな感じ良いなぁ。
酒井抱一の雷神カッコイイなぁ。
鈴木其一の朝顔素敵だなぁ。
他に尾形光琳、与謝蕪村、池大雅、谷文晁など良品多し。
扇に見立てた内装もグッドです。
メンバーズ内覧会で鑑賞。
空いていてゆったり鑑賞出来ました。
展示替えに合わせて再訪予定です。
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