日文研コレクション
描かれた「わらい」と「こわい」展
─ 春画・妖怪画の世界 ─

細見美術館

  • 開催期間:2018年10月16日(火)~2018年12月9日(日)
  • クリップ数:5 件
  • 感想・評価:1 件
日文研コレクション 描かれた「わらい」と「こわい」展 ─ 春画・妖怪画の世界 ─ 細見美術館-1
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初代歌川豊国 『絵本開中鏡』(部分) 国際日本文化研究センター
[英一蝶] [妖怪絵巻](部分) 国際日本文化研究センター
福田太華(写) 「長谷雄草紙」(部分) 国際日本文化研究センター
月岡芳年 「天延四年秋妖怪土蛛蛛悩源頼光寝所酒田公時等宿直欲払其妖図」 国際日本文化研究センター
北斎季親 「化物尽絵巻」(部分) 国際日本文化研究センター
絵師不明 [地獄草紙絵巻](部分) 国際日本文化研究センター
山本光一 「滑稽百鬼夜行絵巻」(部分) 国際日本文化研究センター
鈴木春信 「風流座敷八景」(部分) 国際日本文化研究センター
磯田湖龍斎 「俳諧女夫まねへもん 九」(部分) 国際日本文化研究センター
真野暁亭 「東都千社納札大会披露」 国際日本文化研究センター
日文研コレクション 描かれた「わらい」と「こわい」展 ─ 春画・妖怪画の世界 ─ 細見美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

中世から近世にかけて、日本人は絵巻や浮世絵で日常のなかの目に見えるもの、あるいは形なきものを視覚化してきました。

日常の「表と裏」、「この世とあの世」。そこには今以上に境目があいまいな世界が広がっています。

本展覧会では、「わらい」と「こわい」という一見相反するテーマのもと、国際日本文化研究センター(日文研)所蔵の妖怪画・春画コレクションをながめ、恐怖と笑いが地続きで繋がる前近代の豊かな日常をみていきたいと思います。

日文研は、1987年に日本文化に関する国際的・学術的な総合研究と世界の日本研究者に対する研究協力・支援を行うことを目的に設置され、その創立初期より妖怪画や春画の収集・保存を進めてきました。

これらの資料は日本文化を考える上で欠かせない要素であるにもかかわらず、これまで学術的に扱われることがほとんどありませんでした。近年、民俗学、美術史、社会史など多様な視点から再発見、再評価の動きが起こっています。

本展覧会では、日文研が現在所蔵する妖怪画・春画のコレクション750余点のうち、精選された約150点を紹介します。日文研コレクションを本格的に展観する初めての機会となります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年10月16日(火)~2018年12月9日(日)
  • 1期:10月16日(火)~10月28日(日)
    2期:10月30日(火)~11月11日(日)
    3期:11月13日(火)~11月25日(日)
    4期:11月27日(火)~12月9日(日)
    ※展示替有り・再入場不可
    ※18歳未満は入館不可
会場 細見美術館 Google Map
住所 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※毎週土曜日は20:00まで開館
    (入館は閉館の60分前まで)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 1,500円(1,400円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※障がい者の方は、障がい者手帳などの提示でご優待(一般:1,500円→1,400円)
TEL075-752-5555
URLhttp://www.emuseum.or.jp/index.html

細見美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

細見美術館 細見美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

軽い「わらい」と「こわい」から、日本の成立までがわかります。

まず、展覧会のタイトルを見たときには、「わらい」と「こわい」がどう関係があるのか、さらに「18歳未満入館不可」ということは具体的にどんな展示物があるのかが、想像できませんでした。(春画に「わらい」や「こわい」ものって、あったっけ?)
でも、この美術館特有の詳しい解説を読みながら展示物を見ていくと、特に今回は章立てがよかったこともあって、「なるほど」と思うことの連続でした。
ただ、ある程度の戯画的な知識がないと、知らないことと小難しい理屈の連続で最後まで気力が持たない内容でもあったと思います。
最低限、『百鬼夜行図』ぐらいは元がどんな作品だったかを知らないと、それをパロディー化した作品がいくつかあるので、楽しめないかもしれません。
また、ストーリー自体が軽いホラー(?)である「道成寺縁起」もただのグロテスクな絵画で終わってしまう可能性もあります。
「18歳以下入館不可」なのは春画がいくつかあるからで、男女の絡みについても‘いやらしい’角度からではなく、あくまで主に江戸時代の日本絵画を理解するための一部として展示されているので、必要な要素でした。
展示物全てに詳細な解説があるので、丁寧に見て行くと思いのほか時間がかかりますが、順を追って理解して見て行くと、最後に「日本がいかにして出来たか」に大きく納得して展示を見終えることができました。
「わらい(=可笑しい)」と「こわい」の関係、「日本の成り立ち」について、科学に捉われずに見ていると楽しめる展示だと思います。

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