2.0
良寛作品に見入る。
吉増剛造作品以外にも影響を与えた作家の作品が並ぶ展示です。良寛だけでなく、松尾芭蕉の書も展示されています。巨匠の書に惹かれてしまいました。吉増剛造の多重露光写真も並んでいます。書や詩人としての吉増剛造に興味はないけれど、フォトグラファーとしての彼には興味があるという方にも楽しめる配慮がなされていると思います。国立近代美術館での個展を楽しめた方には見てほしい展覧会です!
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吉増剛造(よしますごうぞう 1939~)は、1960年代から現在にいたるまで、日本の現代詩をリードし続けてきました。
その活動は、詩をはじめとすることばの領域にとどまらず、写真や映像、造形など多岐に広がり、私たちを魅了し続けています。
常にことばの限界を押し広げてきた吉増の詩は、日本各地、世界各国をめぐり、古今東西、有名無名の人々との交感を重ねる中で綴られてきました。
本展では、半世紀以上におよぶ活動の中から、各時代の代表的な詩集を柱とし、詩や写真をはじめとする吉増の作品群に加えて、関連するさまざまな表現者の作品や資料をともに展示します。
会期 |
2018年8月11日(土・祝)~2018年9月24日(月・振)
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会場 | 渋谷区立松濤美術館 Google Map |
住所 | 東京都渋谷区松濤2-14-14 |
時間 |
10:00~18:00
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休館日 |
8月13日(月)、20日(月)、27日(月) 9月3日(月)、10日(月)、18日(火) |
観覧料 | 一般 500円(400円) 大学生 400円(320円) 高校生・60歳以上 250円(200円) 小中学生 100円(80円)
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TEL | 03-3465-9421 |
URL | http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/179yoshimasu/ |
2.0
吉増剛造作品以外にも影響を与えた作家の作品が並ぶ展示です。良寛だけでなく、松尾芭蕉の書も展示されています。巨匠の書に惹かれてしまいました。吉増剛造の多重露光写真も並んでいます。書や詩人としての吉増剛造に興味はないけれど、フォトグラファーとしての彼には興味があるという方にも楽しめる配慮がなされていると思います。国立近代美術館での個展を楽しめた方には見てほしい展覧会です!
3.0
詩人の展覧会はときどき開催されますが、詩と縁遠いものですからなかなか足が向きませんでした。今回、松涛美術館の吉増剛造展をみて、いやあこれまでもったいないことをしてきたものだとちょっと反省。
詩の原稿や書籍はもちろん展示されているほか、関連する芸術館の作品もあり、それよりもなによりも吉増の原稿そのものが、カラフルに彩られ、推敲の細かな文字すらデザインに見えます。詩は言語芸術ですが、その原稿そのものがアートになりえることを初めて知りました。
4.0
文字好きにはたまらない、原稿や下書きなどが比較的多めです。
写真と交流のあった作家たちの作品もあるのでそれなりに楽しめると思いますが、吉増さんだけのものを期待すると、ちょっと少な目かも。
作品として、書籍も展示されており、自由に手に取って読めるコーナーもあるので作品好きの方は1日いられるかも!!
とても楽しみました!!
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