生誕110年 東山魁夷展

京都国立近代美術館

  • 開催期間:2018年8月29日(水)~2018年10月8日(月・祝)
  • クリップ数:12 件
  • 感想・評価:6 件
生誕110年 東山魁夷展 京都国立近代美術館-1
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唐招提寺御影堂障壁画のうち、《濤声》(部分)、1975年、東山魁夷、唐招提寺
《緑響く》1982年、東山魁夷、長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵
《道》1950年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵
《花明かり》1958年、東山魁夷、株式会社大和証券グループ本社
唐招提寺御影堂障壁画のうち、《山雲》(部分)、1975年、東山魁夷、唐招提寺
《残照》1947年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵
《冬華》1964年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵
《白い朝》1980年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵
《行く秋》1990年、東山魁夷、長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵
《夕星》1999年、東山魁夷、長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵
東山魁夷ポートレート(1984年・75歳) 撮影:日本経済新聞社
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

東山魁夷は、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。

自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。

明治41年(1908)、横浜に生まれた東山魁夷は、東京美術学校を卒業し、ドイツ留学の後、太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった試練に見舞われますが、そうした苦難のなか風景の美しさに開眼し、戦後はおもに日展を舞台に「残照」や「道」といった風景画の名作を数多く発表しました。

本展は生誕110年を記念し、戦後の日本を代表する国民的画家と謳われた東山魁夷の画業を代表作でたどるとともに、東山芸術の記念碑的大作「唐招提寺御影堂障壁画」が特別出品されます。

東京では10年ぶり、京都では30年ぶりに開催される本格的な回顧展となります。

◎巡回情報
「生誕110年 東山魁夷展」
開催美術館:国立新美術館
開催期間:2018年10月24日(水)〜12月3日(月)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年8月29日(水)~2018年10月8日(月・祝)
会場 京都国立近代美術館 Google Map
住所 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
時間 9:30~17:00
  • ただし金曜日、土曜日は21:00まで開館
    (最終入場時間 20:30)
休館日 月曜日 
9月18日(火)、9月25日(火)
※ただし9月17日(月)、9月24日(月)、
10月8日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,500円(1,300円)
大学生 1,100円(900円)
高校生 600円(400円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は前売り・団体(20名以上)料金
    ※心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものを要提示)
    ※本料金でコレクション展も観覧できます
    ※前売ペア券 2,400円(一般のみ、1名様で2回使用も可)
    ※前売券は、8月28日(火)までの期間限定発売
TEL075-761-4111(代表)
URLhttp://kaii2018.exhn.jp/

京都国立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

御影堂でまた会おう!

東山魁夷に出会ったのは、中学生ぐらいでしょうか。
森の中に一頭の馬がいる風景。
そのあまりの美しさに魅了された私でしたが、当時は日本人画家では無く、北欧の画家が、自国の伝説やおとぎ話の絵を描いたんだろう・・そんな程度の認識でした。

その絵『緑響く』が、日本人画家の筆による物で、蓼科が舞台と知ったのはいつのことでしょう。

その後、テレビ「美の巨人たち」で『道』を取り上げたのを観て、その頃「道好き」を自認していた私は今更ながらに彼の作風の虜に。

そして唐招提寺・御影堂の障壁画の存在を知り、ぜひ現物を見たく、公開日を待って奈良へ・・
ところが、御影堂は改修中のため、7年間は公開中止。肝心の障壁画も福岡をはじめとして日本各地へ。。

7年間・・長いやろ・・と思っていたところ、
京都で魁夷展がある。と妻に教えてもらったのが数ヶ月前。

行ってきました。やっと。
ただでさえ人気の高い画家ですが、ちょうど「美の巨人たち」でこの障壁画が放映されたばかり。
覚悟はしておりました、かなりの人出でした(昨年の北斎展ほどでは無かったけど)

障壁画だけで無く、『緑響く』も『道』、『残照』『花明り』と観たかった絵が全てそろっていました。

なかでも『白夜』が良かった。私はこの絵を前にして、酔い潰れるまでワインを飲みたい!

モチロン、障壁画は圧巻の一言。私はこの障壁画に囲まれた部屋の中なら一升だって飲める。。。

正直、海を描いた「濤声(とうせい)」が目当てでしたが、森を描いた「山雲(さんうん)」の方が実際に観たときの鳥肌具合が違う。。

7年後、御影堂に収まった彼らを観るのが待ち遠しいです。

4.0

かなり混雑しています。

9月下旬の平日、11時過ぎに到着。チケットの購入に長い列ができていて、30~40分、購入にかかるようでした。チケットがあれば、待たずに入れましたが、会場内はかなり混んでいます。観覧者は女性が多いだろうと思っていましたが、意外に年配男性も入っていましたね。東山魁夷は画集も持っていて、親しんでおりますが、「白い馬」の作品群は、ほぼ1年間だけ描かれたものだというのは、私には、新情報でした。

4.0

今こそ魁夷

大規模な回顧展があるということで、京都に足を運ぶついでにおじゃましました。

結果、とても良かった!

現代アート世代にあって、ただ真面目に描きつづけた姿勢に圧倒されました。

国民的云々と呼ばれるくらい過激さは全くありませんが、人気以上にもっともっと高く評価されてもいい画家だと思います。

5.0

第二展示室

展示室は2室あり、どちらからでも回れるため、順序は逆になりましたが、先に第二展示室から見ました。
60代以降の絵はどんどん静けさを増し、東山魁夷の精神世界を見るようで、圧倒されるというよりは吸い込まれていく心持ちでした。
個人的には絶筆となった『夕星』が特に気に入りましたが、唐招提寺の襖絵の青、北欧の青、京都の山の青、夢の中の青、さまざまな青の世界を堪能できるこの展覧会へぜひ足を運ぶことをお勧めします。

土日はたいへん混雑しますが、その来館者の整理があまり上手でないように感じ、その部分は残念ながらストレスを感じました。
展覧会そのものは素晴らしいものでした。

5.0

魁夷ファンは必ずお出かけを

ここ1,2年で見た魁夷展を全て合わせても足りない位のボリュームでした。
唐招提寺襖画をはじめ、東京国立近代美術館、長野信濃の東山魁夷館、香川や千葉、他からも名作が揃い、今まで図録で見て憧れていた画を何作も見る事が叶いました。
京都展とあって スケッチや習作といえども京都を画いた作品に人が集まり小声で話す姿が見られました。もちろん、丸山公園の桜を画いた花明りなど完成作もあります。
ただ、混雑は避けられないと思います。

5.0

吸い込まれるような青

テレビで東山魁夷展の特集を観たタイミングで京都へ訪れる事になったので行ってきました。唐招提寺の襖絵が目当てでしたが、それ以外の作品も素晴らしかったです。正直、日本画も風景画も特別好きというわけではなかったけれども、原画を見ると色彩の青の鮮やかさと奥行き、平面なのに立体的に感じました。もちろん襖絵も素晴らしかったですし、風景画でこれほど感動を覚えることはそうないので本当に観れてよかったです。やはり展覧会へ足を運んで原画を観ることは大切なことだと改めて感じました。

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唐招提寺御影堂障壁画のうち、《濤声》(部分)、1975年、東山魁夷、唐招提寺

《緑響く》1982年、東山魁夷、長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵

《道》1950年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵

《花明かり》1958年、東山魁夷、株式会社大和証券グループ本社

唐招提寺御影堂障壁画のうち、《山雲》(部分)、1975年、東山魁夷、唐招提寺

《残照》1947年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵

《冬華》1964年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵

《白い朝》1980年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵

《行く秋》1990年、東山魁夷、長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵

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