5.0
群青富士が好き
土曜日の夜の延長時間帯に行きましたので、比較的ゆったりと見て回ることができました。
音声ガイドを利用することにより、年代ごとの大観の取り組みがわかり、楽しめました。
「群青富士」を一番楽しみにしていました。そのミニマムでおおらかなデザイン画のような富士山の表現に、ほっこりとした優しい気持ちになりました。
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横山大観(1868-1958)の生誕150年、没後60年を記念し、回顧展を開催します。
東京美術学校に学んだ大観は、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。新たな時代における新たな絵画の創出を目指しました。
西洋からさまざまなものや情報が押し寄せる時代の中、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ、時に改変を試み、また主題についても従来の定型をかるがると脱してみせました。
やがてこうした手法はさらに広がりを見せ、自在な画風と深い精神性をそなえた数々の大作を生み出しました。
本展では、40メートル超で日本一長い画巻《生々流転》(重要文化財)や《夜桜》《紅葉》をはじめとする代表作に、数々の新出作品や習作などの資料をあわせて展示し、制作の過程から彼の芸術の本質を改めて探ります。
出品点数91点。本画83点、習作ほか資料8点を展観する大回顧展です。
会期 |
2018年6月8日(金)~2018年7月22日(日)
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会場 | 京都国立近代美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1 |
時間 |
9:30~17:00
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休館日 |
月曜日 ※ただし7月16日(月・祝)は開館 7月17日(火)は休館 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 大学生 1,100円(900円) 高校生 600円(400円)
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TEL | 075-761-4111(代表) |
URL | http://taikan2018.exhn.jp/ |
5.0
土曜日の夜の延長時間帯に行きましたので、比較的ゆったりと見て回ることができました。
音声ガイドを利用することにより、年代ごとの大観の取り組みがわかり、楽しめました。
「群青富士」を一番楽しみにしていました。そのミニマムでおおらかなデザイン画のような富士山の表現に、ほっこりとした優しい気持ちになりました。
5.0
前期に見に行きました。
さすがに混むだろうと思って、平日に行ったのですが、それでもかなりの人がいました。
展示は完全な年代順。
途中で一瞬作風が変わるときがありますが、それはその前後で迷いがあったということだろうと思いました。
100年ぶりに発見されて展示されている『白衣観音』は、解説に奥行きの表現が稚拙だなどと書いてありましたが、チラシの写真を見ていたときには感じませんでした。
それが実物を見てみると、なるほど一生懸命に線が縦横に引いてあるのですが、必ずしも奥行き感を出すことに成功していないことが見て取れました。
小さい画像と実際の作品で、見た感じの違いが大きい作品だと思います。
今回の展覧会は数点ごとに作品の解説があるので、大観に詳しくない人でも楽しめると思います。(この美術館は基本的に作品に解説は添えません。)
美術学校の卒業制作から晩年に至るまでの作風の過程が、代表作をおってたどれます。
図録もボリュームがあって、閉じ方に工夫がされていて開いて見やすくなっているのもうれしかったです。
今行われている展覧会の中で、お勧めの展覧会です。
4.0
景色のあかるさや叙情的な繊細さ、その中にある壮大さが見どころだと思います。人物や動物を描くと、それとは全く違っているのも大変印象的。悪く言えばヘタウマですが、それを含めても魅力的です。生々流転は全て見たいくらいですが細かく展示期間が分かれているのと、前期後期で一定数の入れ替えがあるので、数回行けたらベストです。
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