ダイアン・クライスコレクション
アンティーク・レース展

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2018年6月12日(火)~2018年7月29日(日)
  • クリップ数:11 件
  • 感想・評価:2 件
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-1
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-2
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-3
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-4
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-5
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-6
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-7
《ハンカチーフ(ヴィクトリア女王に由来)》リメリック、19世紀、アイルランド ©Hiroshi Abe
《タイ》グロ・ポアン・ド・ヴニーズ、17世紀、イタリア ©Keita(FLAME)
《ショール》シャンティリ・レース、19世紀、フランス ©Keita(FLAME)
《ロイヤル・ウェディングのためのフラウンス(マリー=アントワネットに由来)》ドロッシェルグラウンドのブリュッセル・レース、18世紀後半、フランドル地方 ©Junai Nakagawa
《ラペット(ナポレオン・ボナパルトおよびマリー・ルイーズ皇妃に由来)》ブリュッセル・レース、1750年頃、フランドル地方 ©Hiroshi Abe
《洗礼用ヴェール、ドレス、ボンネット》刺繍とリール・レース(ヴェール)、ヴァランシエンヌ・レース(ドレス、ボンネット)、19世紀、ベルギー ©Hiroshi Abe
《パネル》ポアン・ド・ヴニーズとバンシュ・レース、1914-18年、ベルギー ©Keita(FLAME)
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-1
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-1
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-1
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-1
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-1
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-1
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 渋谷区立松濤美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

かつて、ヨーロッパの王侯貴族たちの間で、富と権力の象徴として流行したレース。

熟練した職人たちが長い時間をかけて手作業で生み出したレースは、単なる豪奢な装飾品の域を超え、時には城や宝石をしのぐほどの価値を持った、きわめて優美で繊細な美の世界だったのです。

本展では、世界的なアンティーク・レースのコレクターで鑑定家でもあるダイアン・クライス氏の数万点にもおよぶ膨大なコレクションから、16世紀から19世紀のレース全盛期の品々を中心にご紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年6月12日(火)~2018年7月29日(日)
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00~18:00
  • ※毎週金曜日は20:00まで
    (最終入館はいずれも閉館30分前まで)
休館日 6月18日(月)、25日(月)
7月2日(月)、9日(月)、17日(火)、23日(月)
観覧料 一般 500円(400円)
大学生 400円(320円)
高校生・60歳以上 250円(200円)
小中学生 100円(80円)
  • ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
    ※土・日曜日、祝休日及び夏休み期間は小中学生無料
    ※毎週金曜日は渋谷区民無料
    ※障がい者及び付添の方1名は無料
TEL03-3465-9421
URLhttps://shoto-museum.jp

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

渋谷区立松濤美術館 渋谷区立松濤美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

これも超絶技巧! 熟練の職人たちによる手作業の結晶。アンティークレースの魅力をじっくり味わえる。

横浜そごうで見ることが出来なかったので、巡回した渋谷「松濤」の初日に見ました。私のようなただの一般人ではない方や、その筋の学生さんたちが結構大勢いらしていました。
松濤美術館は区立美術館としては凝った建築。建築家でマルチアーティストだった故白井晟一氏の作品 (静岡の「石水館」や自邸「虚白庵」で知られている)。企画展もなかなか面白いをやっていますし、展示以外でも講演やワークショップやコンサートなどもなかなか。
今回の「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」はクライスさんの数万点のコレクションの中から希少価値の高い16~19世紀のレース全盛期の品々を中心に、モチーフ、用途、ゆかりの人物など、単なる技法の説明にとどまらない網羅的な構成で紹介しています。第1章 誕生と変遷 /第2章 レースに表現されるもの/第3章 王侯貴族のレース /第4章 キリスト教文化に根付くレースの役割 (人生の節目節目に用いられたレース)/ 第5章 ウォー・レース(多くの人々の熱意と懸命な尽力によって守られたレースの技術と伝統)。 とても面白かったです。手芸好き、奇麗なもの好きというだけのごく一般人の私は、レースの認識がちょっと変わり、とても感動しまた。
それと、私はいつものように自前の単眼鏡を持って行ったのですが、今展は、(株)ビクセンが協力しているそうで、受付で単眼鏡「アートスコープH4×12」の無料貸出をしていました。レンズを通すことで、肉眼では分からない優美で繊細なアンティーク・レースの隅々まで楽しむことができるので、ぜひ借りて、肉眼と両方でレースの美を堪能してみるのがいいと思います。

5.0

レースイズマイライフ

ダイアン・クライス氏の講演会に併せて週末に訪問。
マダムには大人気なようで80名大幅超えの盛況ぶりで当然館内も混雑していました。

アンティークレースは初めて拝見しましたが素晴らしいですね。
美と技と想いが溢れるコレクションでした。
特に2階の展示が良く、誕生から死まで、人生の節目にはレースが寄り添っています。
松濤美術館の雰囲気ともバッチリ合っていましたね。

こういった規模が大きくなくても学芸員の気持ちのこもった展覧会に惹かれます。
ワンコインという入館料も◎!
松濤美術館はかなり冷房を効かしているので上掛け必須です。

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fmatsumotoさん

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出展作品・関連画像IMAGES

《ハンカチーフ(ヴィクトリア女王に由来)》リメリック、19世紀、アイルランド ©Hiroshi Abe

《タイ》グロ・ポアン・ド・ヴニーズ、17世紀、イタリア ©Keita(FLAME)

《ショール》シャンティリ・レース、19世紀、フランス ©Keita(FLAME)

《ロイヤル・ウェディングのためのフラウンス(マリー=アントワネットに由来)》ドロッシェルグラウンドのブリュッセル・レース、18世紀後半、フランドル地方 ©Junai Nakagawa

《ラペット(ナポレオン・ボナパルトおよびマリー・ルイーズ皇妃に由来)》ブリュッセル・レース、1750年頃、フランドル地方 ©Hiroshi Abe

《洗礼用ヴェール、ドレス、ボンネット》刺繍とリール・レース(ヴェール)、ヴァランシエンヌ・レース(ドレス、ボンネット)、19世紀、ベルギー ©Hiroshi Abe

《パネル》ポアン・ド・ヴニーズとバンシュ・レース、1914-18年、ベルギー ©Keita(FLAME)

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