神聖ローマ帝国皇帝
ルドルフ2世の驚異の世界展

佐川美術館

  • 開催期間:2018年3月21日(水・祝)~2018年5月27日(日)
  • クリップ数:5 件
  • 感想・評価:1 件
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 佐川美術館-1
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 佐川美術館-2
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 佐川美術館-3
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神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 佐川美術館-5
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 佐川美術館-6
ルーラント・サーフェリー 《動物に音楽を奏でるオルフェウス》 1625年、油彩・キャンヴァス、プラハ国立美術館、チェコ共和国 The National Gallery in Prague
ハンス・フォン・アーヘン作のコピー 《ハプスブルク家、神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の肖像》 1600年前後、油彩・キャンヴァス、スコークロステル城、スウェーデン Skokloster Castle, Sweden
ジュゼッペ・アルチンボルド 《ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像》 1591年、油彩・板、スコークロステル城、スウェーデン Skokloster Castle, Sweden
フィリップ・ハース 《春(アルチンボルド作に基づく)》 2010年、ファイバーグラスに着彩、作家蔵 CPhilip Haas
ヤン・ブリューゲル(父) 《陶製の花瓶に生けられた小さな花束》 1607年頃、油彩・板、ウィーン美術史美術館 ©KHM-Museumsverband
ディルク・ド・クワード・ファン・ラーフェステイン 《ルドルフ2世の治世の寓意》 1603年、油彩・キャンヴァス、プレモントレ修道会ストラホフ修道院、プラハ、チェコ共和国 Strahov Monastery - Picture Gallery, Prague
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 佐川美術館-1
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神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 佐川美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

チェコ・プラハに宮廷を構え、神聖ローマ帝国皇帝として君臨したハプスブルク家のルドルフ2世(1552-1612)は、稀代の収集家として、また芸術の庇護者として知られています。

16世紀末から17世紀初頭、彼の宮廷には世界各地から優れた人物たちが集結し、芸術作品、あるいは科学機器などのあらゆる優れた創作物、更には新たに発見された珍奇な自然物などが集められ、文字通り「驚異の部屋」とでも呼ぶべき膨大なコレクションが形成され、当時のヨーロッパの芸術文化の一大拠点ともなりました。

本展では野菜や動植物などを寄せ集めて珍奇な肖像画を描いたジュゼッペ・アルチンボルドをはじめ、ルドルフ2世が愛好した芸術家たちの作品を中心に、占星術や錬金術にも強い関心を示した皇帝の、時に魔術的とも言える魅力に満ちた創造と科学の世界を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年3月21日(水・祝)~2018年5月27日(日)
会場 佐川美術館 Google Map
住所 滋賀県守山市水保町北川2891
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※月曜日が祝日に当たる場合はその翌日
観覧料 一般 1,000円(800円)
高校生・大学生 600円(400円)
  • ※( )内団体20名以上
    ※専門学校・専修学校は大学に準じて適用します
    ※中学生以下は無料(保護者のご同伴をお願いいたします)
    ※障害者手帳提示でご本人様と付添者1名まで無料
TEL077-585-7800 
URLhttp://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

佐川美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

佐川美術館 佐川美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

雑多な感じもありますが、ルドルフ2世がアルチンボルドを愛した理由がわかる構成になっています。

ルドルフ2世が生きた前後の時代背景がところどころのパネルに書かれていて、併せて当時の美術の主流の流れがわかるように書かれています。
最初のコーナーでいきなり版画がずらっと並んでいたのは「こんな感じで展示が進むのか・・・」と思い、少し不安でしたが、そのあとは油彩メインで続いていきます。
章立てがうまくなされているので、各章のはじめの文章は必ず読んだほうがいいと思います。
知らない(有名ではない)画家の作品も多く、巨匠の作品が見たくて訪れるとややがっかりするかもしれませんが、最後にアルチンボルドのすばらしさがわかるように導かれています。
最後の部屋はルドルフ2世が集めた天文器具や剥製などで、美術作品には関係ありません。
展示室を出ると、そのまま常設展示室に行かず、一旦、入口のほうに戻ったほうがいいと思います。
出口から入口に戻る通路に、アルチンボルドの「春」「夏」「秋」「冬」の絵画を、現代作家が立体オブジェにしたものが展示されていて、ここは撮影できます。
なかなか面白かったです。
解説を読みながら、簡単に美術の歴史も知りながらのんびりと過ごしたい人には向いている展覧会だと思います。

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出展作品・関連画像IMAGES

ルーラント・サーフェリー 《動物に音楽を奏でるオルフェウス》 1625年、油彩・キャンヴァス、プラハ国立美術館、チェコ共和国 The National Gallery in Prague

ハンス・フォン・アーヘン作のコピー 《ハプスブルク家、神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の肖像》 1600年前後、油彩・キャンヴァス、スコークロステル城、スウェーデン Skokloster Castle, Sweden

ジュゼッペ・アルチンボルド 《ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像》 1591年、油彩・板、スコークロステル城、スウェーデン Skokloster Castle, Sweden

フィリップ・ハース 《春(アルチンボルド作に基づく)》 2010年、ファイバーグラスに着彩、作家蔵 CPhilip Haas

ヤン・ブリューゲル(父) 《陶製の花瓶に生けられた小さな花束》 1607年頃、油彩・板、ウィーン美術史美術館 ©KHM-Museumsverband

ディルク・ド・クワード・ファン・ラーフェステイン 《ルドルフ2世の治世の寓意》 1603年、油彩・キャンヴァス、プレモントレ修道会ストラホフ修道院、プラハ、チェコ共和国 Strahov Monastery - Picture Gallery, Prague

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