モダンアート再訪
ダリ、ウォーホルから草間彌生まで
福岡市美術館コレクション展

埼玉県立近代美術館

  • 開催期間:2018年4月7日(土)~2018年5月20日(日)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:1 件
モダンアート再訪-ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展 埼玉県立近代美術館-1
モダンアート再訪-ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展 埼玉県立近代美術館-2
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モダンアート再訪-ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展 埼玉県立近代美術館-5
タイガー立石《大停電 '66》1966 年、福岡市美術館蔵
三岸好太郎《海と射光》1934 年、福岡市美術館蔵
菊畑茂久馬《ルーレット No.1》1964年 福岡市美術館蔵
田中敦子《作品 1》1959-60 年、福岡市美術館蔵 © Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association
イヴ・クライン《人体測定(ANT 157)》1961 年、福岡市美術館蔵
モダンアート再訪-ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展 埼玉県立近代美術館-1
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モダンアート再訪-ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展 埼玉県立近代美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

19世紀後半から20世紀後半にいたる約100年間の美術は、「モダンアート(近代美術)」と呼ばれています。この時代の美術は、次々に起こる前衛的な運動によって、目まぐるしく変化しました。

1979年に開館した福岡市美術館は、九州を代表する美術館として、国内でいち早くモダンアートの収集を開始し、優れたコレクションを所蔵しています。

この展覧会では、工事休館中の福岡市美術館の全面的な協力により、ヨーロッパとアメリカ、日本の優れた作品およそ70点を一堂に紹介します。

シュルレアリスムから、戦後の抽象表現主義、ポップ・アートまで、欧米を中心に展開した美術の歴史をたどるとともに、戦後の日本で独自の活動を繰り広げた「具体美術協会」や「九州派」などの作品も多数展示します。特に福岡を拠点とし、既存の芸術や東京を中心とする価値観に反旗を翻した前衛美術家集団「九州派」の作品を、関東でまとめてご紹介する貴重な機会になります。

この展覧会では、一本の線ではたどることのできない20世紀美術のさまざまな様相を、「身体」と「イメージ」をキーワードとする6つのセクションによって読み解いていきます。21世紀に入って20年が過ぎようとしている今、モダンアートを改めて「再訪」し、その多様性と豊かさを体感できる展覧会です。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年4月7日(土)~2018年5月20日(日)
会場 埼玉県立近代美術館 Google Map
住所 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
時間 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
  • ※資料閲覧室(3階)は、13:00~17:30
休館日 月曜日 
※4月30日は開館
観覧料 一般 1,000円 (800円)
大高生 800円 (640円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※中学生以下と障害者手帳等をご提示の方(付き添い1名を含む)は無料
    ※併せて MOMAS コレクション(1F 展示室)も観覧できます
TEL048-824-0111
URLhttps://pref.spec.ed.jp/momas/

埼玉県立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

わからない絵に慣れた目を洗いなおす格好の機会

リニューアルのため休館中の福岡市美術館の所蔵品から、モダンアートを集めた展覧会です。
モダンアートは「わからない絵」なのかもしれません。したがって、この展覧会はわからない絵だらけの、わからない絵の歴史です。
ダリのシュールレアリスムは何が言いたいのかわからない。ミロもシャガールもよくわからない。戦後日本芸術の「九州派」や「具体美術協会」の前衛は、どうしてこんな描き方をするのかわかりませんし、そもそもこれが「絵」なのかわからない。比較的あたらしい作品でも草間弥生の作品だって、わかるか?と言われてみればわからないの類です。
わからないなりに慣れてきて、今ではこれは芸術なのだと、そういうものだと得心しているといったほうがいいのでしょう。
もちろん、それぞれの時代のそれぞれの作品には、表現上の必然や、新しい表現への模索があったことでしょう。この展覧会では、そこがよく見て取れます。つまり、この展覧会はモダンアートの教科書です。これがアートだよね、となんとなく得心してしまっている自分の目を点検復習することができます。
どうしてこういう芸術があるのか、なぜこういう表現が出てきたのか。慣れてしまった芸術に対する目を今一度洗い直すのに格好の企画でした。

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出展作品・関連画像IMAGES

タイガー立石《大停電 '66》1966 年、福岡市美術館蔵

三岸好太郎《海と射光》1934 年、福岡市美術館蔵

菊畑茂久馬《ルーレット No.1》1964年 福岡市美術館蔵

田中敦子《作品 1》1959-60 年、福岡市美術館蔵 © Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association

イヴ・クライン《人体測定(ANT 157)》1961 年、福岡市美術館蔵

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