アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝

東京国立博物館

  • 開催期間:2018年1月23日(火)~2018年5月13日(日)
  • クリップ数:15 件
  • 感想・評価:4 件
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「柱の台座あるいは祭壇」前5~前4世紀、タイマー出土 サウジアラビア国立博物館所蔵
「男性頭部」前1~後2世紀、カルヤト・アルファーウ出土 キング・サウード大学博物館所蔵
「礫器」前期旧石器時代オルドワン文化・100万年以上前、シュワイヒティーヤ出土 サウジアラビア国立博物館所蔵
「馬」新石器時代・前6500年頃、マカル出土 サウジアラビア国立博物館所蔵
「人形石柱」前3500~前2500年頃、カルヤト・アルカァファ出土 サウジアラビア国立博物館所蔵
「祈る男」前2900~前2600年頃、タールート島出土 サウジアラビア国立博物館所蔵
「髭の男」前2500~前2000年頃、タールート島出土 サウジアラビア国立博物館所蔵
「石製容器」前2500~前2000年頃 サウジアラビア国立博物館所蔵
「ヒトコブラクダ」前3~後3世紀、カルヤト・アルファーウ出土 キング・サウード大学博物館所蔵
「葬送用マスク」1世紀頃、テル・アッザーイル出土 サウジアラビア国立博物館所蔵
「クルアーン(コーラン)」オスマン朝時代・16~17世紀 サウジアラビア国立博物館所蔵
「カァバ神殿の扉」オスマン朝時代・1635年~1636年 サウジアラビア国立博物館所蔵
「香炉」1649年 サウジアラビア国立博物館所蔵
「アブドゥルアジーズ王の上衣(じょうい)」20世紀 キング・アブドゥルアジーズ財団所蔵
「アブドゥルアジーズ王の刀」20世紀 キング・アブドゥルアジーズ財団所蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

古代より交易路が張り巡らされ、人々と諸文明が行き交ったアラビア半島。

本展では、その躍動的な歴史と文化を示すサウジアラビア王国の至宝を日本で初めて公開します。

100万年以上前にさかのぼるアジア最初の石器、5000年前に砂漠に立てられた人形石柱、ヘレニズム時代やローマ時代に賑わった古代都市からの出土品、イスラームの聖地マッカ(メッカ)のカァバ神殿で17世紀に使われた扉、サウジアラビア初代国王の遺品(20世紀)など、400件以上の貴重な文化財をとおして、アラビア半島の知られざる歴史をお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年1月23日(火)~2018年5月13日(日)
  • ※「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」は、2018年3月18日(日)までの会期を予定していましたが、5月13日(日)まで会期延長が決定しました
会場 東京国立博物館 Google Map
展示室東京国立博物館 表慶館
住所 東京都台東区上野公園13-9
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※ただし、金曜・土曜は21:00まで、4月以降の日曜と祝・休日は18:00まで開館
休館日 月曜日 
※ただし3月26日(月)、4月2日(月)、4月30日(月・祝)は開館
観覧料 一般 620円(520円)
大学生 410円(310円)
総合文化展観覧料および開催中の特別展観覧券(観覧当日に限り)で観覧できます
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料(入館の際に年齢のわかるものを要提示)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に障がい者手帳などを要提示
    ※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した入館者(子ども1名につき同伴者2名まで)は100円割引
    ※東京国立博物館の常設展観覧料金で入場できます
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttp://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1886

東京国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京国立博物館 東京国立博物館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

「カァバ神殿の扉」が圧巻!

・アラビア半島の文明の発展当時から、近代のサウジアラビア王の所有品などまで、かなりの種類のものが展示されていて、興味深かった。
紀元前~3世紀とかの出土品が多数展示されていますが、ラクダさんなど中東の土地柄の出ているものがユーモラスでかわいい。

・ビデオ展示で、CGによる古代都市の復元映像も面白かった。

・一番圧巻だったのは、噂に聞いていた「カァバ神殿の扉」。
イスラム教徒が一生に1度は巡礼するというメッカの中心地の扉。
1930年代頃まで使われていたものだそうですが、さすがの重厚感と細かな装飾、輝きに、なるほどと唸った。

・展示されていた都市ディルイーヤの写真が、シュルレアリスム建築のような、日本で言うと野又穣さんのような不思議な雰囲気で印象に残った。

・サウジのアブドゥルアジーズ王の上衣、キラキラのコーラン、短剣やハサブサ用具、刀などは、さすがに権威を感じさせるものだった。

・なお、大正天皇の成婚を記念して作られたという表慶館も、普段は公開されていないのだそうで、宮殿のような壮麗な装飾を見られるのも大変貴重だった。

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mitsuakiさん

5.0

荘厳な雰囲気の中、アラビアに思いを馳せる

館内に入ると、まず建物の荘厳さに圧倒されました。学芸員の方にお話を伺うと100年以上前の建築物だとか。展示を進んでいくと我々人類の歩みを肌で感じることができました。紀元前に作られた展示物もありかなり貴重なコレクションなのだと思います。日本ではアラビアの文化に触れる機会が少ないためとても興味深い体験ができました。好評につき会期が延長されたというのも納得です。

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mitsuakiさん、あいさん、しゃけトマトさん

4.0

タイムトリップへようこそ!

100万年前の旧石器時代の礫器から、20世紀の王室の品まで、年代に沿って様々なものを広く鑑賞できる展覧会。

展覧会に入ってすぐに展示された旧石器から新石器時代、紀元前数千年の展示品を経て、いつの間にか、アラビアの「タイムトリップ」に身を委ねていた。

《特に印象に残っている作品》
・063「祈る男」前2900年~前2600年
祈る男を掘った石像。
四千年以上前のアラビア人は、一体何を祈っていたのだろうか。

・071「石器容器」前2500年~前2000年
モダンな文様が精緻に、描かれた石器容器。
あまりの美しさに、足を止めて暫くの間見入ってしまった。

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あいさん、しゃけトマトさん

4.0

本邦初、サウジアラビアの歴史と文化と至宝、見ごたえ十分な展覧会。

イスラーム発祥の地で、日本とも関係が深いサウジアラビアだが、同国の至宝をまとめて紹介する展覧会が日本で開催されるのは、なんと今回が初めてだそうだ。確かにエジプトや南米、ギリシャローマに中国と、考古フリークの私はずいぶん沢山見て来ている気がするけれど、中東は1977と1988に「古代シリア文明展」以外は…何時だったかの「大トルコ展」と2007「トプカプ宮殿の秘宝展」それに古代オリエント博物館の諸企画展くらいしか記憶にないような…。これはぜひ見ようとチケット入手して行ってみれば、なにと常設展のチケットで見ることが出来たのだそうだ。トーハクはパスポートもあるし、仁和寺展を見たのでそれで一緒に入れたし、ちょっと自分のリサーチ不足にがっくり。でも内容、アジア最古級の石器から、サウジアラビア王国の初代国王の遺品まで、400件を超える貴重な文化財がずらーり、なかなか迫力もあり笑いもあり、十分満足。古代より交易路が張り巡らされ、人々と諸文明が行き交ったアラビア半島の特性に、文化の高さ、美意識、などを感じることが出来たと思う。神殿の扉や墓碑とか祈る男の石像とか羊?の頭部石像とか、もちろん装飾品もあり、たぶん…特に考古好きの人でなくても楽しめる内容かと思う。とにかく、間抜けな私でなければ、実質無料!!とは思えない内容だった。解説もグッズもとても控えめだったのがもったいなく思う。
表慶館前の庭にアラビアの遊牧民テントが設置されていて、アラブ世界で楽しまれているアラビックコーヒーが無料で試飲できた。スパイシーでなかなか美味しい。テント内には、アラビアの民具や、香炉、ナツメヤシの葉で編んだ敷物やかご、毛織物、伝統衣装などを展示されていた。
天気の良い日曜の午後なのに、ゆっくり見ることのできる状態。もしかしたら私のように、仁和寺展と常設展のみ見て表慶館は別料金だからと勝手に思って帰ってしまう人も、まだいるのかもしれない。こちらまだまだ会期は長いので、ご覧になっていない方は、桜の花見ついででも立ち寄って見られてはいかがだろうか。

THANKS!をクリックしたユーザー
mitsuakiさん、あいさん、しゃけトマトさん、Audreyさん

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「髭の男」前2500~前2000年頃、タールート島出土 サウジアラビア国立博物館所蔵

「石製容器」前2500~前2000年頃 サウジアラビア国立博物館所蔵

「ヒトコブラクダ」前3~後3世紀、カルヤト・アルファーウ出土 キング・サウード大学博物館所蔵

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