豊蔵の世界 vol.9「陶祖 源十様に倣って」

荒川豊蔵資料館

  • 開催期間:2018年3月2日(金)~2018年4月22日(日)
  • クリップ数:1 件
  • 感想・評価:1 件
豊蔵の世界 vol.9「陶祖 源十様に倣って」 荒川豊蔵資料館-1
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【名称】志野筍絵陶片【制作年代】桃山時代【制作地】美濃古窯【制作者】不明
【所蔵先】荒川豊蔵資料館
【名称】志野茶碗【制作年代】昭和23年(1948)【制作地】可児・大萱【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館
【名称】瀬戸黒杜若図鉢【制作年代】昭和12~13年(1937~1938)【制作地】可児・大萱【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館
【名称】鼠志野台鉢【制作年代】昭和年代【制作地】可児・大萱【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館
【名称】黄瀬戸菊皿【制作年代】昭和12~13年(1937~1938)【制作地】可児・大萱【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館
【名称】大萱牟田洞古窯発掘図【制作年代】昭和41年(1966)【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館
豊蔵の世界 vol.9「陶祖 源十様に倣って」 荒川豊蔵資料館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

今から約90年前の昭和5年4月11日、ひとりのやきもの好きであった荒川豊蔵は、ここ牟田洞にて志野の陶片と運命的な出会いをしました。

この陶片は、約400年前の安土桃山時代に牟田洞窯陶祖・加藤源十郎景成をはじめとする、当時の陶工たちによって焼かれたものです。

のちに豊蔵は、実は源十郎が自分の先祖であったことを知ります。まさにその陶片は、豊蔵にとって陶祖が遺したタイムカプセルのようでした。

この発見をきっかけに豊蔵は古窯の調査を始めます。数々の陶片から、現実的には、会うことが叶わない、源十郎の痕跡を追い続けます。

陶芸家として直接の師をもたなかった豊蔵ですが、源十郎が火を点した窯跡の残る、厳しさと優しさの混在する自然環境の中で、言葉ではない数々のメッセージを受け取り、再興を成し遂げます。

おそらくは、先祖である源十郎との縁が豊蔵を力強く後押ししていたのでしょう。通常展シリーズ第9弾の今回は、陶芸家・荒川豊蔵を形成した、豊蔵自身の考古学的な観察力に着目し、収集した古陶片と作品を交えて展示します。

今回の展示を通して、美濃桃山陶を再興する過程における豊蔵の目線を、皆様とわずかでも共有できることを願って止みません。

◆ギャラリートーク
荒川豊蔵資料館学芸員が展示を案内します。
日程 平成30年4月1日(日)
時間 13:30~ (約30分程度) ※入館料が必要です
集合場所 荒川豊蔵資料館 ロビー

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年3月2日(金)~2018年4月22日(日)
会場 荒川豊蔵資料館 Google Map
住所 岐阜県可児市久々利柿下入会352番地
時間 9:30~16:00 (最終入場時間 15:30)
休館日 月曜日 
※月曜日が祝日の場合は開館
祝日の翌日
観覧料 一般 210円
団体 150円(20名以上)
高校生以下 無料
障がい者(手帳提示)の方と付き添いの方(1名)無料
選べる共通入館券※ 310円
※「選べる共通入館券」を利用の場合、市内有料施設3館(荒川豊蔵資料館・可児郷土歴史館戦国山城ミュージアム )のうち2館選んで入館できます。有効期限は1年間です。また、川合考古資料館 は無料で観覧できます。
TEL0574-64-1461
URLhttp://www.city.kani.lg.jp/14424.htm
割引券http://www.city.kani.lg.jp/10434.htm

荒川豊蔵資料館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

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荒川豊蔵と加藤源十郎と江名子ばんどり

この展覧会の感想ではありませんが、最近知りましたので投稿します。
私は、今は瀬戸市在住ですが、高山市江名子町生まれです。子供のころ高山の実家では、冬の農閑期に「ばんどり」という雨合羽の役割をするものですが、稲わらを編んで作っていました。そのばんどりの製作方法を江名子の地に伝えた人が加藤源十郎影成という美濃から来た陶工であったということです。(1661年ころ)
1930年、美濃で荒川豊蔵が祖先であった加藤源十郎影成らが焼いた陶辺を発掘します。これを知ったのは可児市の荒川豊蔵記念館を訪れた時でした。
織部・志野は瀬戸では身近な存在ですが、荒川豊蔵氏は特別な存在に感じます。また、江名子ばんどりと加藤源十郎影成の関係を調べた人は実家では語り草であった田中大秀という国学者です。

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出展作品・関連画像IMAGES

【名称】志野筍絵陶片【制作年代】桃山時代【制作地】美濃古窯【制作者】不明
【所蔵先】荒川豊蔵資料館

【名称】志野茶碗【制作年代】昭和23年(1948)【制作地】可児・大萱【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館

【名称】瀬戸黒杜若図鉢【制作年代】昭和12~13年(1937~1938)【制作地】可児・大萱【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館

【名称】鼠志野台鉢【制作年代】昭和年代【制作地】可児・大萱【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館

【名称】黄瀬戸菊皿【制作年代】昭和12~13年(1937~1938)【制作地】可児・大萱【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館

【名称】大萱牟田洞古窯発掘図【制作年代】昭和41年(1966)【制作者】荒川豊蔵
【所蔵先】荒川豊蔵資料館

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