3.0
解説・説明「ゼロ」でとにかくすごい量の展示品を見ていく展覧会です。
一言でくくると、「明治期に制作された作品」ということで、それが大きく、絵画と工芸に分けて展示されています。
残念なのは1つとして作品に解説がないこと。
加えてあまり有名だとは言えない作家の作品が多いので、何がどのように描かれていて、どう評価されているのか(すべきなのか)が、素人には全くわからないことです。
展示作品数が200ほどもあるので、自分の考えを思い浮かべながら見ていくにも、時間と疲れとの闘いが生じます。
普通に見て2時間ぐらいかと思いますが、眺めるだけなら30分で終わるし、じっくり自分の考えを思い浮かべながら見ていくと、5時間ぐらいかかると思います。
できれば、事前に展示リストを見て、見る作品を決めておいたほうがいいかもしれません。
残念ながら一般の人にわかりやすい展示にはなっていません。
図録にも一切の解説はありません。