4.0
楽しい
公開当時を知らないのでポスターを見る機会がなかなかないので、こういう風に宣伝していたんだなーと楽しみながら見ました。
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
宇宙への旅、時間の超越、地球の破滅、信じられない未来――尽きることのない人間の想像力が、映画においてもっとも自在に発揮されてきたのがサイエンス・フィクション（SF）という分野でしょう。私たちの現実をはるかに凌駕するそのストーリーや映像表現は、今も世界の観客に圧倒的なインパクトを与え続けています。
シリーズ「ポスターでみる映画史」の第3回となるこの「SF・怪獣映画の世界」は、フィルムセンターのコレクションを中心に、傍流からやがてメインストリームの地位を得たこの壮大なジャンルを取り上げる展覧会です。
『メトロポリス』や『キング・コング』といった古典作品、1954年の『ゴジラ』第一作以来、特撮技術の粋をつぎ込み海外にも熱狂的なファンを生んだ日本の怪獣映画、1960年代以降のスタンリー・キューブリック監督ら新世代の台頭、全世界を席巻した「スター・ウォーズ」シリーズ以降のSF映画の黄金期など、このジャンルの豊かな系譜をたどります。
壮大なポスター・デザインに込められた、イマジネーションの飛躍をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2018年1月4日(木)～2018年3月25日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
国立映画アーカイブ
 Google Map |
| 住所 | 東京都中央区京橋 3-7-6 |
| 時間 | 11:00～18:30 （最終入場時間 18:00） |
| 休館日 |
月曜日 |
| 観覧料 | 一般 250円（200円） 大学生130円（60円） シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者（付添者は原則1名まで）、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
|
| TEL | 050-5541-8600（ハローダイヤル） |
| URL | http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/sf-kaiju/ |
国立映画アーカイブの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 ｜ 鑑賞レポートREVIEWS
4.0
なつかしＳＦ映画のオンパレード
なつかしのＳＦ映画のポスターを集めて映画好き、ＳＦ好きにはこたえられない企画です。
邦画洋画の有名著名な映画は概ねカバーされており、「メトロポリス」、「キングコング」の昔から（さすがにメリエスの「月世界旅行」はありませんが）、ミクロの決死圏、２００１年宇宙の旅、スター・ウォーズ、未知との遭遇以下、これでもかこれでもかのＳＦ映画オンパレードは圧巻。
対する邦画はゴジラシリーズが健闘。面白いのは、ＳＦ映画はパニック映画に通じる一方で、ホラーにも隣接することがわかった点（なつかしい邦画ＳＦのポスターは怪談映画のそれと似たような味わいがします）。
ポスターでみる映画史という好企画。次回も楽しみです。
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出展作品・関連画像IMAGES
『スター・ウォーズ(スター・ウォーズ エピソード 4 新たなる希望)』(1977年、日本公開 1978年、ジョージ・ルーカス監督)
『2001年宇宙の旅』(1968年、日本公開同年、スタンリー・キューブリック監督)
『原子怪獣現わる』(1953年、日本公開 1954年、ユージン・ローリー[ウージェーヌ・ルーリエ]監督)
『海底二万哩』(1954年、日本公開 1955年、リチャード・フライシャー監督)
『バーバレラ』(1968年、日本公開同年、ロジェ・ヴァディム監督)
『不思議惑星キン・ザ・ザ』(1986年、日本公開 1991年、ゲオルギー・ダネリヤ監督)
『エイリアン』(1979年、日本公開同年、リドリー・スコット監督)